あの日のトモダチ2 『愛妻家の彼』

彼が運転中に、助手席の奥さんは暴れてフロントガラスを蹴破ろうとした。彼に仕事でかかってきた電話の女性に嫉妬したらしい。愛妻家の彼が楽しげに語る奥さんのエピソードはどれも常軌を逸していたが、入院したのは奥さんではなく彼だった。そのとき彼はまだ、自分が病んでいると気づいていなかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?