強さ

最近、うつ症状がひどくなってきていた。

12月の療養を経て、学校に戻ってきた最初の1週間は、元気だった。

だから、治ったのだと思っていた。

しかし、1週間が過ぎていき1ヶ月が過ぎた今、症状が出てきだし、前に戻りつつあった。

論文、就活。

以前は、こなせていただろう２つも、今はままならない。

なんて弱くなったんだろう。

自分は病気なのか。

その思い以外浮かんで来なかった。

けれど。

強さ、は、頑張りすぎることではなく、自分が甘えられる自分を受け入れられるかどうかなのかなと、思える事ができるようになった。

つまり、自分に休んでいいよ、と言ってあげられる事が”強さ”なのかな、と。

前の私は、いつまでもどこまでも、頑張り続ける、エネルギーと持久力？

のある人が強い人であり、生き生きとしている人だと思っていた。

自分もそうなりたいと思って、必死だった。

もっと上へ、もっと上へ。

そんな事ばかり考えて、自分どころではなかったのだ。

しかし、前例のない経験をした時、私しかいない。

私がしっかりするしかないんだ。

と。

自分というものを、休ませず、必死に鼓舞し続け全力で走りながら、恐怖に怯えながら日々を過ごしていた。

それが、自分の役割であり、”強さ”であると。

勘違いしていたのだ。

でも、今ならわかる。

それは、”勘違い”であり。

本当の”強さ”は、違うところにある、と。

今の”強さ”は、自分を甘やかしてあげられる自分である事である。

と思っている。しかし、これが今後どのように変わるかは分からない。

だとしても、もし今後変化したとしても、以前の私を愛し、認められる”強さ”も

持ち合わせていたいものである。

そう思えた、木曜の朝でした。

お読みいただきありがとうございました。

感謝の気持ちでいっぱいです。