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Mooer GE300LITE レビュー

みなさんこんばんは!
例によってGWが潰れてしまいそうですね…知ってたけど
久しぶりにMNGした機材がありますので、今日はそれをレビューしていきたいと思います。

ことの発端は以前より親交のあった大学の先輩にバンドに誘われたこと。
前々からFractal AudioのAX8を使用していましたが、あれ重いんですよね…
音とかできることに関しては非の打ち所がありませんが。
んで軽くていいマルチないかなーと探してみたところ、
あるじゃないですか、Mooer GE300LITEが!(しかもめちゃ安い)
ということでソッコーでポチってみました。
結論から言うと、めちゃ気に入っています!
フットスイッチのLEDの色変えられるのすごくないですか?
(キャップを付けているのであまり見えない)

私が探していたものはこんな条件でした。

■軽い
■出力系統が2種類以上
■各出力先でCAB SIM ON/OFFが切り替えられる
■IRを読み込める
■音切れが少ない
■中古含め10万円以下程度で入手できる

もちろん、GE300 LITEはすべて満たしております。
中国おそろしや…


■まず軽さですが、AX8が5.4kgに対しGE300 LITEは2.1kgと半分以下です。
サイズもだいぶコンパクトですが、ギグバックに入っていても違和感ないくらいの軽さです。Pedal Trainのボードとバッファと合わせてもAX8より軽いくらいです。

■次に出力系統とCAB SIMですが、フォンアウトとXLRアウトがそれぞれL/Rついてまして、CABシミュは各々自由にON/OFF選べます。(あとシリアル SEND/RETURNが1ループついています)
ちょっとわかりにくいし説明書には具体的に書いてないのですが、赤丸がXLRの出力、青丸がフォンの出力となっており、こいつらを移動させることでXLR/フォン出力にかけるエフェクトを選べるわけです。これは今の所実機でいじる方法を見つけられていないのでエディター必須ですかね。

■あともはや当然ですがIR読めます。これくらいのマルチになると当たり前ですかね。プリセットのCAB SIMはマイキングを細かくいじれますが、サードパーティのIRだと調整できる項目が減ります。あまり買ってきたIR弄る人っていないような気もしますが。

■これ、GE300 LITEの特筆すべき点だと思うのですが、音切れが圧倒的に少ないです。
これは嬉しい誤算でした。
AX8だとSCENEを使っていてもアンプモデルを切り替えたりするとそこそこラグがありましたが、これは全く無いです。しかもプリセット切り替えで。逆にフットスイッチ踏むタイミング迷うレベルでした。
AX8のSCENE、HelixのSnap Shotのような機能もあります(SUB-PATCH)が、これは本当にエフェクトのON/OFFだけなので基本はパッチ切り替えでやりくりしていく感じですかね。といっても、パッチは1~大きなグループがあって、その下にA、B、Cと3つのSCENEのようなものを保存できる(1A、1Bといった感じ)ので、SUB-PATCHはSCENEのなかの更にSCENEといったイメージです。1A、1B…のパッチは最大で6つまでフットスイッチにアサインできます。SUB-PATCHも説明書に記載がないのですが、実機上でSUB-PATCHに割り当てたスイッチを踏んだ状態でSUB-PATCHに割り当てたいルーティングを保存するとうまくいきます。
無論こちらも音切れ殆ど無いです。

価格はサウンドハウスで約64000円です。驚異的なコストパフォーマンス。

他にもサウンドが当然使えるものであったり、代理店がLEPさんだったりこの価格でこんな機材使えるのか…ってレベルだと思います。
当然AX8にできてGE300 LITEには出来ないことがあったり、エフェクトの質/種類が若干見劣りしたりするのですが、全然許容範囲レベルだなと感じました。アンプモデルも数はそこまで多くないですが、ちゃんと使える感じのが入ってますね。Fender系クリーンなんかはこちらのほうが好みかもしれません。


シグナルルーティンが全て直列なところが少し気になりましたが、総じていい買い物ができたと思います。

それではおやすみなさい!

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