20歳からの闘病記(5)

私の人生どうなるの…

人生に絶望した。
挫折せず、人に愛され、たくさんの経験をしてここまで全く不自由がなかった。
初めて挫折し、迷い絶望した。

「生きるって何?」

初めて考えた。こんなこと。

私は元からネガティブ思考の素質はあった。
しかし、両親がそれを許さなかった。

「病は気から」

そう言われて育った。
だから嫌なこと、辛いことがあっても、心を病むことは許されなかった。
強く生きろ、弱いものはいじめられる。そう言われて育った。武術を習ったのもそのためだった。

初めて絶望を味わい、立ち直れなかった。
ただただ、

「死にたい」

この言葉に向き合っていた。

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