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芸術家たちのアトリエ公開 Journées des Ateliers d’Artistes

クラスメートで仲良しのDを誘って、Journées des Ateliers d’Artistes d’Occitanie(芸術家たちのアトリエ公開の日)に行ってきた。
Avec D, mon camarade de classe, nous sommes sortis aux Journées des Ateliers d’Artistes d’Occitanie.


訪問したアトリエ Les artistes que nous avons visités:

VÉRONIQUE RIVERA 写真家
にぎやかな通りに面した建物の大きな扉を開け、
中庭を通って階段を上った最上階。
親切に、各作品シリーズを丁寧に1時間かけて説明してくれた。

彼女の生い立ちから夢の中まで、作品にその世界が還元されている。
「セットのラ・ポワント・クールトに行ってみたらいいよ」
アニエス・ヴァルダでおなじみの場所である。


Elisabeth Girard 画家
美術館もあるエスプラナードの通りにあるアトリエは
窓が大きくて明るいので、絵の具の彩りも際立つ。
絵画教室もやっているそうで友人Dは興味あり。


François Bouët イラストレーター
おなじみのパナセのギャラリーの目の前に、
こんな面白いアトリエがあったとは。
おかしな生物たちの描かれるユーモアあふれる図鑑を見せてくれた。


Marie Pourchot アーティスト
美術大学のあるボザール地区、いつも行くマルシェから徒歩30秒。
マリーのアトリエ兼自宅にお邪魔した。
玄関ホール壁面に日本の漫画がたくさんあった。
布に刺繍やペイントを施す彼女の作品は
カラフルながら、扱うテーマは深刻なものもあり、
説明を聞いていたらあっという間に1時間経っていた。

日本的な要素を取入れたドレスも試着させてくれた。
ゴージャス長丈はんてんはカラフルで元気が出る!
そのドレスを使ったパフォーマンスアートはコンクールで受賞したそう。


Thilleli Rahmoun アーティスト
「お菓子とジュースをどうぞ」と歓迎してくれた彼女のアトリエは
ボザール地区のRue Amoreux("恋人たち通り")にある。
バルセロナのアーティストインレジデンスでの製作について話を聞いた。
途中でやってきた老夫婦が私のエコバックを見て「ユヴァスキュラ・・!」
夫婦はフィンランド人で、長いことモンペリエに住んでいるらしい。
ちょっとフィンランド語を話したけれど、rの発音が意図せずフランス語のrになってた


Sabine Christin コラージュアーティスト
一瞬見ただけではコラージュとは思えない、緻密に描かれた南仏の風景。
ソントルヴィル(中心街)にある彼女のアトリエのまんなかには
大きなテーブルがある。
そのテーブルいっぱいに、文具や画材、本や箱たちが
気取らずいつも通りに散らばっていた。

彼女がコラージュに使ういろんな柄のペーパーは、
色別に2mくらいの棚に整頓されている。
日本がテーマの作品も多く、帰りにすぐとなりのギャラリーで
ポストカードを4、5枚買った。

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