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インスタグラマー達はどうやってあの豚をとっつかまえているんだろう。-バハマ-


バハマに行った。

バハマと言えば、ここ数年インスタグラマーたちがこぞって写真をアップしている、「豚が泳ぐ島」が有名である。

わたしたち(この旅も親友の夕日ハンターと一緒)ももれなく、かわいいピンクのぶたちゃんが一生懸命泳ぐ姿を見に行きたい、あわよくばぶたちゃんとキラキラツーショットを撮りたい、そう思っている人たちだった。

ピンクサンドビーチで有名なエルーセラ島からエグズーマ島へ飛行機で移動し、到着。
「豚が泳ぐ島」として有名なエグズーマ島だが、島自体はなにもない、小さく質素な島だった。

翌日、豚のいる島へ行く1日ツアーへ参加した。

ツアー自体の参加者は10人弱。
英語圏の人、スペイン語圏の人。
ガイドさんは細身で色黒な若いおにいちゃん。

小型の船に乗り込み、カリブ海の水色の中を突き進む。
船が小さく、風をもろにうける。

あの島はハリウッドスターが買った島だよ、などの説明を受けながら、
たくさんの島々を横目に、船はどんどん突き進む。

まずはじめに到着したのは、イグアナの島。

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豚との触れ合いの前に、イグアナで予行演習。

そのあと、サメが大量に泳ぐエリアや、サンドバーに行ったり。

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そして一大イベント、豚のいる島へ!!

少しずつ遠目に見えてくる、うすピンクや灰色の生き物たち。

近づくにつれ、その姿がはっきりと見えてくる。

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.....でかい!!!

思ったよりかなりでかい。

正直にいうと、今までの人生で、豚ってあんまり近くで見たことなかった。
いざ近くにきて見ると、豚というよりはいのししみたい。
突進されたら余裕で負けそうだ。

豚とのキラキラツーショをとるためには、かなり豚に近づかないといけない。
でも実際のところ、かなりでかい。

しかもこちとら水着。
ただでさえお腹の皮膚に動物がふれることなんてめったにないのに、さらに豚ときた。
彼らは、猫や犬のようにふわふわはしていないのである。

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インスタグラマーがよくやってる、ぶたちゃんを抱っこしている写真はどうやってるんだ?
そんな疑問を感じていると、ふと陸のほうから現れた小さな小さなぶた。
こぶたちゃんの登場だ。

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こぶたは結構いて、それはそれはかわいい。
実際にブーとか鳴いてて、それはかわいい。

でもね、だっこしてチューする勇気はでなかった。

なんとか大豚と写真をとろうとするも、豚は泳ぐのが早い。
こちらが必死に追いかけるも、スイスイ泳いで逃げていく。

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GoProとiPhoneを駆使してとにかく大量に写真をとりまくる。
いい写真がとれたらラッキー、くらいの感じでむやみやたらに。

コツをつかみ始めた夕日ハンターは、豚との距離をつめはじめる。
最終的には、豚の鼻とハイタッチ🤚できるまでになっていた!

なんとかインスタにアップする用の写真を撮ろうと試みるも、時間は無情にも過ぎてゆく。

ついに時間終了の合図があり、みんな船へと引き上げてゆく。
滞在時間は30分だった。(短)

結果、撮りまくった写真での私たちは、船での長旅で強風を受けまくったために髪がボサボサ、
豚を必死に追いかけまわし爆笑しすぎて顔がまったくキマっていない。

キラキラインスタグラマーたちも、こうやって豚を追いかけまわしたのだろうか。
そう考えながら小舟に乗り込み、強風と強烈な日光をもろに顔に受けながら帰路についた。

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