見出し画像

高知の小学生が東京の百貨店「伊勢丹」で伝統野菜の販売を体験!

2/23 東京の百貨店「伊勢丹 新宿店」にて、高知市から上京した潮江東小学校の6年生8名が、土佐伝統野菜の販売体験イベントを行いました。同百貨店としても学校側も初めての試み。学校では、数十年前に栽培が途絶えていて近年奇跡的に復活した「潮江菜」を地域の財産と考えてゆるキャラをデザインしたり、生産者の講義を聞くなど食育授業に取り組んできましたが、農業県である高知では野菜は“地産地消”よりも都市部への出荷が中心。地元で作られた野菜がどこにどのように運ばれ、どんな人たちによって消費者に届けられるのか、“野菜の経済”の一端を体験するのが目的です。

初めての東京でしたが小学生たちは大健闘。自分たちで用意したゆるキャラグッズや手作りの新聞、レシピなどを携えて「売り切ろうぜ!」と元気よく売り場に立ちました。百貨店側は事前に彼らのレシピを元に試食を用意しており、小学生たちはそれを持って「僕らの地域の野菜です。食べてみてください」とすすめて回りました。外国人客にもひるまず話しかけていた生徒も。

当社からの現場でのアドバイスは
◉4人1班だったが4人で一人のお客を追いかけてしまうので2人ずつに分かれる。
◉試食を受けとってもらったら別の人に気がいってしまうので、食べた感想を聞いて現品をおすすめする。
◉遠くまでお客を探しに行ってたたずまないで、いったん野菜の棚前のポジションに戻る。
など。
彼ら自身も工夫を重ねて、見込み以上の数を売り上げることができました。

終了後の生徒たちの感想からは、
「緊張したけど、試食を食べておいしいと言ってくれてうれしかった」
「話しかけてスルーされたりもした。でも買ってもらえた時はうれしかった」
「土佐弁が通じなくて、東京の人たちかと思ったら北海道の人もいて、びっくりした」
という声が挙がりました。

伊勢丹新宿店は年間2500万人を国内外から集客している巨大百貨店です。売り場のほかに集配所や惣菜キッチンなどバックヤードも見学し、食品売り場で働く人の多さ、仕事の多様さを知って、自分たちの地域の野菜を取り巻く経済ダイナミズムを感じたようでした。

食育では地域のものを食べることや農地に一日行くことだけではなく、経済全体を俯瞰して見る、食で日本を支えているいろんな人がいると知ることも大事。潮江東小学校校長の岡林章子さんは「大変貴重な経験ができたと思います」と手ごたえを語りました。

*アネモスはこどもの食育体験を応援します*

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

やったー!ありがとうございます
4
「食のプロ」とともに「大人とこどもの食育」を広げる新しい出版社アネモス代表。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。