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#18 通学路がよみがえらす記憶

久々に通る通学路は思い出がよみがえって楽しい。

今日のことだが、やっとワクチンの1回目の接種ができた。
接種会場は私が通っていた短大に隣接している大学だった。

その大学には高校時代からの友人が通っていて「まさか隣接している大学に行くとは」と驚いた記憶がある。短大時代にたまーに友人と一緒に行って、大学の中を歩いたことがあり久々に歩いた大学内は私を懐かしい気持ちにさせた。

だが、それよりも私を懐かしい気持ちにさせたのは通学路だ。

通学路を通ると友人とどんな話をしたかとか、途中にあるパン屋に寄り道して買って食べたなぁとか、色々思い出しながら歩いた。

当時は毎日暑かったり寒かったりして行くのが嫌で仕方なかったが、それさえも懐かしく思えた。

普段短大に行く時、割と1人で行くことも多く友人と一緒に大学に行くことはたまーにあることでそのたまにある機会が心地よく楽しかったことを思い出した。

あまりにも懐かしく、衝動的に友人に大学の門の写真を撮ってLINEで送りつけた。その友人とは今年の2月を最後にLINEをしておらず、突然写真を送りつけられてびっくりしただろう。

電車に乗って降りて駅から大学に向かうときに、様々な場所が私の記憶を呼び覚まし、それが芋づる方式で他の記憶をどんどん呼び起こした。

写真で振り返るとその写真を撮る瞬間や日を思い出すが、通学路だと写真を見て思い出すことよりもたくさんの事を思いだせた。

写真で簡単に記憶を思い出すのもいいが、たまにはゆっくり時間をとって昔親しみがあった場所を散歩するのも面白いかもしれない。


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