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この夏のお盆を経て

この夏のこと、自分のための取り止めのない、メモ書き。
バンタンのことは書いてません!

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今年の夏は本当に暑かった。
7月までは元気だったのに8月上旬をすぎた頃から、心身ともに疲れが溜まって後半は泥のようになっていました🫠

いつもより早くから始まった夏の暑さ、連日の猛暑。寝苦しい夜。眠りが浅くて、良い睡眠が取れない。体、しんどかったよな。

その体のしんどさとは別にもう一つ、私にとっては恐らく8月中旬の「お盆」が大きかった。

今年は昨年末に亡くなった祖父の新盆だった。祖父の家(母の実家)は私の実家から車で15分くらいの隣町にあり、私にとっては実家に帰ることと祖父の家に遊びにいくはほぼ同じ意味。特にここ数年は祖父に会いにいくために実家に帰ることがほとんどだった。

新盆供養は、母の実家近くのお寺で。
お経を聞いてお墓をお参りし、母の実家に戻ってみんなでお昼を食べて談笑し、解散する。そんな行事だったのだけど。

昨年末のお葬式の時は感じなかったけど、この新盆で、祖父はもういなくて、母の実家は私が小さい頃からよく行っていた「おじいちゃんち」ではもうないのだと実感がわいた。叔父さんは明るくて優しくてこれからもきっと迎えてくれるけど、世代交代をした母の実家は、もう何もかもが違うんだなぁと感じた。当たり前だけど、世代は変わっていく、もう昔とは違うんだよな、何もかも。そして時間はぐんぐん過ぎていくし、戻らない。

私の中に、地元への愛着がある。
今住んでる東京から地元に帰る予定はない。だけどいつか帰るかもしれない、それをどこかで思いながら私はこれまで生きてきたことに気づく。その気持ちの根底にあったのは、祖父母と過ごした幼少期の記憶。愛着。その存在がなくなって見える景色が変わったら、地元への気持ちが薄くなっている自分に気がついた。(なんて曖昧なものを拠り所にしていたのだろう)

先行きが不透明なのは今に始まった事ではないけれど、私の中の風景がガラリと変わり、コンパスは方向性を失って、どっちに向かったていったらいいのか全く何も無くなってしまった。いやはや。
はて、これからどうやって生きていこう。
もう少し体力が戻ったら、この新しい局面をポジティブに考えられる気もするけど。今はまだ毎日仕事するだけで精一杯。

そんなことを思う今日この頃。

先日、友人が全然関係ないLINEのやり取りの中でこの曲を送ってくれて、なんか子供の頃の夏を思い出して、泣けた。

https://www.youtube.com/watch?v=s582L3gujnw



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