てがみをかきたい
綾野花南さんのやさしさのおかげで
文通がいっかいで途切れずに
にかいめの往復が出来る
そして、今週末お返事を発送する
花南さんの気遣いはすごいなぁと思った
相手に寄り添って色々と選んでくださった
ことが本当によく分かるモノとことばで
埋め尽くされていてお返事を書くことに
尻込みしてしまうくらい素晴らしかった
特にすごかったものがあって、それは
文通でしか出来そうにないものだったのだけれど
ご本人にも許可を得ていないので
また別の機会にご紹介したい
可能ならスタエフで2人で話しながら
振り返ってみたいなあ
(実現した時には聴いてくださいね。
諸般の事情によりお友達限定とかになるかも
ですけれども)
◇
昔、私は長く文通をしていたことがあって
毎日毎日ポストを見るのが楽しみだったことが
記憶には強く残っていた
『うつくしいこどく』のセルフライナーノーツ
でも書いたように、おてがみや連絡を頂けることは
とてもとても嬉しい
今回にかいめをご準備頂いている時もそうだった
けれど、『こんな自分なんかのために申し訳ない』
と思ってしまうくらい、おてがみや連絡が自分に
来ることはすごい貴重なのだ、といつも感じる
ただ、今回再発見したことがあって
それは、私はてがみを書くことが好きなんだ
ということ
noteでも他のSNSでも、コメントとして
何か感じたことをお伝えしたい、という気持ちは
あるけれど、感じた日々のことや思っていることを
肉筆で届けたい、何かを伝えたいのだなあと思った
私はてがみをかきたい
◇
だからね、書くことにしたの、もうお一方にも
おなまえは今は伏せます
いつもたくさんの方の記事を拝読出来ることは
日々の楽しみなのだけれど
その方の記事は満月をたのしみにするような
心待ちさがあるの
月齢をいつも調べているとかではなくて
日々を過ごすなかで、ふと帰り道に見上げると
わぁ、今日だったんだね、と思うような
待ち方と嬉しさがある
(わかりにくい例えだけれど、私の感覚だから)
でもね、最近はおやすみをしていて
だから、あと少し残っている未読の過去記事を
そっと読んでスキをつけた
私の望まないものが、私と書いたことばを
黒く塗りつぶされそうな感覚がしたから
読みにいった
そこにある、誰かが見過ごしてしまいそうなこと
そこにあった、みんなが忘れてしまった
歴史やおもいでを大事にゆっくりと見つめて
それをことばにしてくださっているから
読むたびに、私は私を思い出す気がするの
そっと切れ端に短いことばを教室で
渡すみたいにコメントをして
おやすみしているのにお返事を頂けて
それで『おてがみ書いてもいいですか』と聞いて
ご了解を頂けるに至る
◇
花南さんも他の方もそう、皆さんに優しく
接して頂けて本当に感謝しています
自分で言うのは変だけれど、感受性が強いし
きっとすごく繊細だから、おそらく汚れていない
ところは多いのかなあと思う
でも、それだけに汚れやすい
浸食されるように黒くなって、嫌な感情を
人よりも持ちやすい
面倒で嫌な人間で、扱いにくい
そして、生きづらいんだとてもとてもとても
意味のわからない詩やエッセイについて、
すごく良い方に解釈してくださったり
ことばをかけてくださったして、ありがたいなあ
と思っています
続けるかどうか、を考えている時もどなたも
考えや要望を押し付けたりする方もおられず
私が過ごしやすいようにしてくださった
本当にありがとうございます
最終回みたいになってきましたね
たくさんのお名前が浮かんできて
おひとりずつにおてがみを書けたら良いなあと
思ったりします
〈つづく〉
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