感情に振り回されないために意識していること
どうもこんにちは。
ギャルメンタルになりたくて、今年4月に急に髪を染め出したみんごです。
(なぜ髪染めなのかは自分でもわかりません)
わたしはすぐ不安でいっぱいになってしまうたちなのですが、この一年で不安や感情への対処がうまくなってきて、メンタルがだいぶ安定してきました。
不安を適切に対処できるようになってきた大きなきっかけである「ズバ抜けて結果を出す人だけが知っている 感情に振り回されないための34のやめる」という本の中で特に自分に刺さって意識するようになったことについて書きます。
今回取り上げたこと以外にも、意識しておきたい考え方が書かれているのでぜひ読んでみてください。
感情に振り回されないために意識していること5つ
コントロールできることとできないことで線を引くこと
感情は、感じた後に「どう捉えるか」を変える
対処するべき不安とそれ以外の不安の区別をつける
完璧はない。修正ありきで考える。
自分を責めることに時間を使わない。できることを考える。
1. コントロールできることとできないことで線を引くこと
感情に振り回されないためには、コントロールできないものにエネルギーを割かないでコントロールできるものに意識を向けることが大切です。
例えば、
すごい人混みでなかなか自分のペースで前に進めないとき、イライラしそうになるのですが、人混みがあることはコントロールしようがありません。そういったことは「どうしようないもんな」と思うようにしています。
意識していても、不安やイライラを「感じること」自体はコントロールできるものではないので、感じた時の対処法としてその考え方を持っておけることが大事なのだと思います。
それでは、コントロールできるものとは何でしょうか?
それは、著者の言葉を借りると「意思による選択」です。(2に続きます)
2. 感情は感じた後にどう捉えるかを変える
「何かを感じること」はコントロールできるものではないので、何かを感じた時にそれをどう捉えるかにすぐ意識を向けるようになりました。
例えば
誰かの発言にトゲを感じた時、その人の「言い方」についてはどう気を揉んでもどうしようもないので、「言っている内容」に意識を向ける。
こうすることで、感情部分に掻き乱される時間を抑えて、何を解決して伝えることで次に進められるのかを考えることにすぐ切り替えられるようになりました。
それでは、感じることはコントロールできないのであれば、ネガティブな感情はどう対処すると良いのでしょうか?
3. 対処するべき不安とそれ以外の不安の区別をつける
不安を感じたら、「自分のコントロール権内か権外か」によって対処すべきかどうかの区別をつけます。
誰かにこう思われているかもしれない
誰かがどう感じるかは自分のコントロール権外の話
→ 無視するべき不安
こういうことが起こるかもしれない
コントロールできること
→ 起こらないように・起こった場合の対策を考えて行動することができる=対処するべき不安コントロールしようがないこと
→ 今考えても仕方がないと思うようにする
3. 「不安で行動できない」をやめる
不安だから行動できないのではなくて、行動しないから不安が続く。
これは本当にそうで、自分も施策を進めていく上で「あれ?これでいいんか?」と気になって止まった施策が溜まって、更なる不安と焦りにつながるという目標達成に対しても自分の精神に対しても良くない状況になることがありました。
なぜ行動できないのでしょうか?
それは、確実さや完璧さ、正しい答えにこだわっているからです。
一つの正解がないということをわかった気になって、ない”正解”を求めて前に進めませんでした。
例えば、
自分が担当したてのプロジェクトで、まだその領域の課題がわかっていない状態で新規獲得施策をうちたいとなったときの話を例に挙げます。
過去に倣ってやってみようということで、キャンペーンを実施しようとしたのですが、「このキャンペーン過去にあまり効果がなかったみたいだからまたやっても意味がないのでは…」という点が気になってうぬうぬしているうちにその月は実施せずに終わる、ということがありました。
その月に代わりとなる施策は何も進んでいなくて、目標達成に対してよくない状況でした。
効果がないかもしれないけど、わからないなりに自分でやってみることで課題がわかるかもというマインドでやってみる。
「キャンペーンが効果がなかった」という事実だけをみていたところを、「訴求方法やキャンペーン内容で改善できるところはないか?」など、コントロールできることに意識を向けた。
こうしてチャレンジしてみたことで、キャンペーン効果が出て目標達成につながりました。
工数やコストがかかる施策など、詳細に検討が必要な場合もありますが、
大きな結果を出す一発を求めて考えて動かないより、小さな一歩でもちょっとずつチャレンジするほうが進歩・成果につながります。
「結果がでなかったこと」も次につながる大切な学びだからです。
やらない時間に得られるものは何もありません。
あれこれ考えすぎずにとりあえず動く。
(自分に言い聞かせている)
4. 完璧はない。修正ありきで考える。
先ほど例にあげた通り、自分は元々練りに練ってから動き出すタイプで、お打ち合わせに参加するときや何か新しい施策を始めるときなど、かなり時間をかけて準備をしたりまとめているうちにあれもこれも気になってなかなか動き出せない、ということがありました。
確かに不安への対処法として「入念に準備する」ということは一つの手ではあると思いますし、必要だと思ったら今でもやります。
ただ、自分が対処しようとしているのが、例えば「何を聞かれるかがわかりきっていない不安」「考慮が漏れていないかの不安」だった場合、それは自分でコントロールできるものではありません。
どれだけ調べたとしても「予想外」は起こるし、すぐにわからないことは調べて後から共有すれば良い。
考えているのが自分だけである限り、そこを離れての気づきは得られないので、早め早めに相談する。
5. 自分を責めることに時間を使わない。できることを考える。
「結果に執着しない」とは、
結果がどうなるかなと気を揉むことや、結果がどうだったかということに感情のリソースを割かないで、今できること(行動)に一点集中する
ということだと捉えました。
例えば追っている目標に対する進捗や結果が良くなかったとき、
これまでなら結果が良くなかったという事実に落ち込む時間が長かったです。
しかし結果は事実であり今から変えられるものではありません。
結果を確認したら、それは事実として受け止めて「じゃあどうする」の方にすぐ意識を向けるようにしてから落ち込む時間が9割削減されました。(自分の感覚調べ)
逆に良い結果だった時も同じで、今後に活かすための材料として受け止めた上で、通期で見たらまだ足りない部分があるのであれば、そこを達成するためにはどうするか?に頭を切り替えます。
終わりに
不安になりやすい=安心を感じにくいということで、ここまでやればOKという安心の基準が高いことは悪いことではありません。
「不安」は、より成果を出すための行動につなげられる材料です。
あたかも自分は「このマインドできてます」みたいに書いていますが、まだまだ修行中の考え方もあります。
これらの考え方は自分の気持ちが軽くなるだけでなくて、施策の進捗→目標に影響があるなと感じているので、一つのスキルとして自分のものにしていきたいです。
この記事は「GMOペパボディレクター Advent Calendar 2023」に参加しています。
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