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【黒炎の支配者】アルセウス型リザードンex草案

アローラ!あねもね!です

今回は今週発売の「黒炎の支配者」に収録されている悪タイプの『リザードンex』についての解説と草案として作成したデッキの紹介記事です。

単体性能の強みや弱み、デッキ概要について記載していますので、デッキ作成の参考になれば幸いです。


1.リザードンexについて


まずは『リザードンex』の単体性能について見ていきたいと思います。

次環境の支配者

『リザードンex』は2進化のポケモンでHPは330と大体の攻撃を1回耐えれる耐久性を持っています。

タイプは悪タイプで環境にいる【サーナイトex】や【ミュウVMAX】などに弱点をつくことができる為、環境の適性もあり高く評価しています。

また、特性「れんごくしはい」によって、進化したとき3枚まで炎エネルギーを場のポケモンに付けることができる為、自身1枚で完結しているアタッカーかつ他のアタッカーを育成できるサポーターだといえます。

ワザ「バーニングダーク」は素点180と少し物足りなく感じますが、相手の取ったサイドによって打点が付加されるのでゲームが進むにつれて強力なアタッカーとして運用が可能です。

弱みとしては2進化ポケモン特有の要求の高さ、序盤での火力不足と打点ラインが挙げられます。

打点ラインに関しては220、280、310あたりが現環境での意識すべき数値だと認識していますが、『リザードンex』は210、240、270、300、330の出力になる為、シーンによっては火力不足になると考えました。

当記事ではそんな欠点を補える組み合わせ・構築を考えました。


2.デッキリスト 草案


今回作成したリストはこちらの『アルセウスVSTAR』+『リザードンex』の構築になります。

デッキコード:Epp3yp-Tc8XrY-SyXyEM


序盤のアタッカー不足と展開不足を『アルセウスVSTAR』を採用することで補えるよう作成しました。

『アルセウスVSTAR』の弱みである手張りがテンポロスに直結する点も『リザードンex』の「れんごくしはい」によって復帰することが可能なので補完性もあると考えています。

今回は簡単に採用カードの紹介をします。

【ポケモン】

・アルセウスVSTAR(4-4)
▷デッキのメインアタッカーかつ潤滑油です。
試合では2枚ほど使うと考えていて、初動で展開したいカードのため最大枚数の4枚採用しています。「スターバース」では、なるべくリザードンの展開札などのパーツを持ってきたいと考えたので厚めの採用になっています。

・リザードンex(3-1-3)
▷デッキのメインアタッカーです。
試合で1-2枚運用したいと思ったので、サイド落ちを考慮してこの枚数で採用しています。『リザード』は『レベルボール』不採用の為、HPの高いものを採用しています。

・ビーダル(1-1)
▷デッキのシステムポケモンです。
アタッカーさえ準備できればエネルギーは基本的に途切れないデッキタイプではあるので過剰な部分もありますが、『ナンジャモ』への回答として採用しました。

・かがやくフーディン(1)
▷デッキのかがやく枠です。前述した『リザードンex』の火力不足を補うカードとして採用しました。「トリニティノヴァ」を2回打った場合等の過剰な打点を他のポケモンへ乗せ替えることでより強く『リザードンex』を使うことができます。


【グッズ・どうぐ】

・ボール系統(4-4-1)
▷出来る限りボールには枠を割きたいと考えてこの配分で採用しました。『キャプチャーアロマ』は選択枠の認識です。

・ふしぎなアメ(2)
▷2枚からスタートしましたが、現在では3枚欲しいと考えています。

・ポケモン入れ替え(2)
▷入れ替え枠です。サイド落ち考慮して2枚は必要だと認識しています。『あなぬけのヒモ』『ジェットエネルギー』あたりが選択枠になりますが、基本的に前を殴りたいデッキと判断したので『ポケモン入れ替え』を2枚採用しています。

・ロストスイーパー(1)
▷ 『頂への雪道』への回答かつ『ビーダル』のバリューを上げるカードとして採用しています。

・すごいつりざお(1)
▷『博士の研究』をドローサポートの軸にデッキを作成したのでリソース管理札として採用しています。

・こだわりベルト(1)
▷『リザードンex』の打点調整ができるカードとして採用しています。「れんごくしはい」から『アルセウスVSTAR』を起動させることで230打点の「トリニティノヴァ」を2ターン目から打つことも可能です。選択肢としては『げんきのハチマキ』があげられますが、アルセウスを強く使うのであればベルトの方が良い認識です。


【サポート】

・博士の研究(4)
▷デッキ草案時はパワーの高いこのカードからデッキを作成します。抱えたいカードが一定数あるので『アクロマの実験』の採用を検討してもいいと思いました。

・ナンジャモ(4)
▷『博士の研究』と同じく最大枚数の4枚からスタートしています。こちらも同様に変更の余地ありです。

・ボスの指令(3)
▷裏を呼びたいデッキではあるので、3枚は採用したいと考えています。

・チェレンの気くばり(1)
▷強いかな〜と思ってお試しで採用してます。【ギラティナVSTAR】【パオジアンex】【ミュウVMAX】など『アルセウスVSTAR』がワンパンされやすい環境ではあるので選択枠です。


【スタジアム】

・崩れたスタジアム(2)
▷『頂への雪道』対策として採用しています。現状のカードプールでは『ロストシティ』やこのカードあたりが採用候補になると考えています。現状ではあまり強く使えなかったので、序盤の安定性を増やせる『ネオラントV』や『イキリンコex』とセットで採用しても面白いかなと思いました。サブアタッカーを採用しないのであれば『マグマの滝壺』は必要ない認識です。


エネルギー】

・ダブルターボエネルギー(4)
▷基本的に『アルセウスVSTAR』から試合を展開する点と「スターバース」のサーチ先を他のカードに割きたいと考えて、最大枚数の4枚からスタートしています。序盤以外はバリューが高いカードではないので徐々に減らしていく枠だと考えています。

・基本炎エネルギー(8)
▷初ターンの手張りを考えてエネルギーは12枚前後採用したかったので『ダブルターボエネルギー』を採用して残りの枠を基本エネルギーにしています。

3.採用候補カード


ここからは組む前に候補に上がったカード、組んでから欲しくなったカード、SNSで気になったカードに関してそれぞれ触れています。

※随時追加予定です。

【ポケモン】

・マフォクシーV

▷「トリニティノヴァ」や「れんごくしはい」の加速先になり前と裏に120打点飛ばせるポケモンです。スタートは弱いものの、試合を通して選択肢が広がるカードなので採用検討のカードだと思います。

・かがやくリザードン
▷基本炎エネルギーが入るのであれば強く使いやすいカードです。今回のデッキはサイド2アタッカーで構成されているので、サイドプランを意識するのであれば『かがやくフーディン』を削って採用しても良いと考えています。また、『リザードンex』メタとなる『リーフィアVMAX』などの草タイプのポケモンが流行るのであれば、それらに弱点をつけるこのカードの評価も上がるといえます。

・かがやくゲッコウガ
▷『マグマの滝壺』を採用した【炎バレット】であれば相性も良く強い認識ですが、それ以外であれば『かがやくリザードン』や『かがやくフーディン』の方がバリューが高いと考えています。

・ピジョットex
▷特性「マッハサーチ」によって毎ターン1枚好きなカードを持ってくることができます。今回のデッキコンセプトとは異なりますが、『リザードンex』複数体を試合を通して押し付けるコンセプトでデッキを組む場合は「ふしぎなアメ」を強く使えるこのカードもデッキ作成の選択肢に入ってくると考えます。

・マナフィ
▷『ヒトカゲ』の展開を1匹に抑えることで『ゲッコウシュリケン』のバリューを下げて打たれにくくすることで不採用にしています。流石に入れた方が良さそうだなと反省してます。


【グッズ・どうぐ】

・げんきのハチマキ
▷『リザードンex』の10足りない打点を補えるカードです。上記でも説明したように『アルセウスVSTAR』との噛み合わせはあまり良くないので不採用になっています。


【サポート】

・アクロマの実験
▷デッキを回しててハンドキープしながら縦引きできるカードが欲しいと感じたので、『博士の研究』や『ナンジャモ』と配分を変更して採用すべきだと考えています。

・ジニア
▷『アルセウスVSTAR』や『リザードンex』にハンドコストなしで触れるカードです。カードパワー自体はそこまで高くありませんが、デッキと相性の良いカードであると考えています。

【スタジアム】

・ロストシティ
▷【サーナイトex】などの対面において強く使えるカードです。対面上そこまで不利ではないと考えているので、現状の評価は低めです。

・ボウルタウン
▷ボールかつスタジアムとして使えるカードです。相手にも使われるデメリットもありますが、展開札としては強いカードであると認識しています。

4.改善案


実際の使用感やSNSでの情報を鑑みて改善後のリストの2パターン作成してみました。

①草案の改善構築

デッキコード:gnPnnn-RSNkuV-6PnnNL


②ピジョットex採用型

デッキコード:EXypyS-BHkHcX-MyyEyS


5.あとがき


ここまで読んで頂きありがとうございました。

『リザードンex』は単体のパワーも高く、間違いなく今後の環境の中心になるカードだと考えています。

このカードの登場によって現環境がどう動くのか僕も楽しみです。

今回紹介した草案のデッキを使用した動画も下記リンクにて添付していますので、良ければご視聴ください。ではでは!

▼リザードンexを使用した対戦動画


▼ピジョットex採用型 対戦動画


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