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初めての夜逃げ

みなさん、こんばんは。
あねご👒です。

今回はオーストラリアでファーム生活中に夜逃げをした話。

違法シェアハウス

オーストラリアで5つのファームを渡り歩きました。

そのうちの一つのファーム生活中に夜逃げをしました。


シェアハウスに住むことになりファームと提携してるシェアハウスだったので、安心感をもっていました。

シェアハウスには、シェアハウスオーナー(家主)という方がおり、オーナーが一緒に家に住むパターンと、オーナーは管理のみで家には一緒に住まないパターンがあります。

私のシェアハウスは、前者のオーナーが一緒に家に住むパターンの家でした。

では、何が違法だったのか。


ハウスオーナーの違法家賃収入

入居前の確認で、オーナーとメッセージで連絡を取り合いました。

3人部屋(2名が入居しているが1人分空いている)が空いていると聞き、実際に行ってみたら、3人部屋にすでに5人住んでいました。
(この時点で違和感🧐)

座るスペース、自分が寝るスペースはほぼない状態でした。 

部屋のど真ん中にエアーベッドがおかれ、ここがあなたのスペースといわれました。

目が点になりました😂


オーストラリアにきて、シェアハウス生活する上で学びましたが、シェアハウスのオーナーが違法家賃収入を得るという問題がありました。

違法家賃収入というのは、住居可能な上限人数を超えて、住居者から家賃を徴収し、収入を得ることです。


たとえば、一軒家をもっていたとします。

その一軒家には、部屋の広さなどを考慮し、6名しか住めないと決まっているとします。
しかし、10名住まわせ、上限を越えた4名分の家賃収入も得るということです。

※賃貸契約条件にある住居可能な上限人数の問題に関わるようです。
個人で購入した持ち家の場合は別。

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このような違法なオーナーを取り締まるため、
不動産屋が定期的に見回りをし、シェアハウスを訪れるようになっていました。

しかし、大概のシェアハウスで入居時に言われたルールは、玄関でベルがなっても、絶対開けるな!と言われます。

つまり、オーナーは不動産屋の見回りでバレることを恐れているからです。

そして、まさかのこの見回りでバレたのがこのシェアハウスでした。

シェアハウスオーナーの本性


入居して翌日。
初めて新しいファームへ仕事をしに行きました。

このファームも実際に行ってみると、
優良ファームでないことはすぐに分かりました。

そして、クタクタで19時頃帰宅。

荷物も片付けをしなくてはと思い部屋に入る。

あれ?????ない・・・・・・😳

スーツケース、サンダル、靴。

荷物一式なくなっていました。


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目の前が真っ白になりました。

スーツケースにビザもパスポートもはいっているので、全てなくなって何が起こったのか分かりませんでした。

とりあえず、ハウスオーナーに伝えました。

そしたら、
あなたの荷物だったの?

今、僕の友達の家にいくつかの荷物を運んだんだ。

え?
Why????🤷🏻‍♀️ ですよね。
全く意味がわからなかったです。

突っ込んで話を聞いてみると、
その日、昼間に玄関のベルがなり、ルールを忘れていたハウスメイトがドアを開けたようです。

それが、不動産屋さんの見回りだったとのこと。

不審におもわれ、オーナーがすかさず、
住んでいる人数を少なくみせるために、

私の荷物を一式、隠し、その後、自分の友達の家にもっていったようでした。

私からしたら、
荷物一式なくなり、知らない人の元へ移動させられ、きちんと戻ってくるかの補償もない状態。

オーナーには、しつこいようだが、何十回も
大事な書類もあるし、荷物は早急に戻して!! と伝えました。


幸運にも、翌日荷物は戻ってきたものの、
スーツケース以外に持っていかれた荷物で戻ってこないものもあった。


ただ、貴重品はきちんと戻ってきたので、
それだけでもよかった。と前向きに考えることにしました。


この件以外にも、ルームメイトからオーナーについての不可解な話を聞くことが多く、みんなこの家から退去する予定だったり、家が見つかり次第、すぐ移動すると言っており、不審なシェアハウスでした。


そして、前のファームの時にお世話になったオーナーに相談したところ、間違いなく違法シェアハウスだよと教えてもらい、オーナーが迎えにきてくれるということで、プランをたてて、夜逃げを実行しました。

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ドキドキとワクワクとスリル満点でした。

家賃はすでに払っていたので、余分な分は返してもらうように交渉し、そのオーナーとは縁をきりました。


何事も経験ですが、まさかオーストラリアでこんな経験までするとは...何が起こるかわからないですね。

でも、そんな時に相談できる相手や、話ができる相手がいたってことは自分の中ではとても大きかったと思います。

国や環境が違えど、人との出会い、繋がりは大事だなとつくづく思います。


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最後まで読んでいただきありがとうございます😊 これからも新たな挑戦に向けて日々前に進み続けます。 こんな私の活動をサポートしていただける方がいらっしゃいましたらぜひよろしくお願いいたします。準備や活動につかわせていただきます。 よろしくお願いします。