映画「はなればなれに」を観て、ルーブル美術館を走りたくなった話。
前回の映画のお話はこちら!
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今回の映画感想は、
ゴダールが監督した映画「はなればなれに」
その映画のあらすじは、
恋愛映画でもあり、犯罪映画でもあるこの映画。
私の感想として簡単に言うと、
めちゃくちゃ素晴らしい映画だった、、
(語彙力どっかいってる笑)
とりあえず、
個人的にふわあ~~~~と響いたポイントを2つ。
まず1つ目として言わせて頂きたいことは、
アンナ・カリーナが可愛すぎるっっっ!!!!!
主人公の女の子オディールを演じるアンナカリーナが、信じられないくらいに可愛い、、
彼女は、間違いなく私の一番のミューズ。
表情も豊かで、ニコニコしたり、悲しそうだったり、、時折彼女が見せる独特の「アンニュイさ」が超セクシーなの。
作中でオディールはちょこちょこ走り周ってるんだけどね、それすらも可愛いのよ、なんか腕が横振りで少しナヨナヨした走り方なんだけど、もう可愛いの、可愛いしか言葉が出てこない。
オディールが目の前走ってたら思わず私も追いかけちゃう、マジで。
そして2つ目のポイント。
それは、
もうさすがとしか言い様がないゴダールの演出。
その中でも、私のお気に入りシーンはやっぱり
3人がルーブル美術館を駆け巡るシーン
ルーブル美術館を最短記録で周る挑戦してるんだけど、飾られてる価値ある有名な作品には見向きもせずに、ただただ無邪気に走ってるの姿がクレイジーで自由。すごく好き。
「最短記録」ってあるくらいだから、以前にも挑戦してる人はいるんだけど、よく考えつくよね、ルーブル美術館を最速で周ろうなんて。
もう一つの好きなシーンが、
「1分間の沈黙シーン」
(実際は1分間あったのかしら??)
作中の「一分間の沈黙は長いぞ」っていうセリフの後、実際にオディールとアルチュール2人が一緒に沈黙するの。
必然的に私たち観客も一緒に。
音も一切ない。(お腹鳴りそうで余計長く感じた😅)
私にとって(というかみんなにとっても??)
ゴダールの映画って他の映画と比べて難しい。
彼の演出に追いついていけないことがよくある。
だけど、この一分間の沈黙シーンみたいに、
「私達(観客)も一緒に参加してる!」ってなる時が結構あるの、置いてかれそうな私を引き戻してくれて、私もその映画の中にいるような感覚にさせてくれる。
その感覚が新鮮なんだよねえ、
そもそも「一分間の沈黙をするシーンを組み込む」ことが凄いし、かつ一緒にその時間を共有しようなんて斬新!だけど素敵。(その意図があったかは不明)
すごく昔の映画なのに、今でも全く色あせてない。
それどころか、いつも時代の先端を突き抜けてる。
ちなみにこの「はなればなれに」という映画は、ファンの多い作品で、映画監督として有名なクエンティン・タランティーノは自分の会社の名前を「bande à part」(映画の原題)にしちゃってるの
すごい評価というかリスペクトだよねえ、たくさんの監督に影響を与えてきたんだろうなあ、凡人の私ですら影響受けまくりだもん
こんな映画がほかにあるのかしら、
私はこの時代の映画から抜け出せそうにない。
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