得意不得意知るのはおトク

雰囲気が学校の先生みたいだと言われた。初めて言われた。
大学生の時、学校の先生になろうとしてた。灰谷健次郎に影響を受けたため。あと教育学部の友達が多くて身近だった。目指し始めたのが大学3年という途中から始めたものだから、教員資格を取りきれなくて卒業してしまった。その後も通信教育で続きの単位をいくつかとって、教育実習にも行ったけど、諦めた。
私の希望というより親が教員になって欲しそうだったから目指してたのかもしれないと思いはじめて。あと教員の待遇がよくないとネットで言われてるのを見て。あと通信教育を続けられる勤勉さがなくて。グダグダとフェードアウトした。小学生の時にやってた進研ゼミも赤ペン先生が続かなかった。通信教育、できない。大学がコロナでzoomの授業ばかりになった時期、あのときに在籍してなくてよかった。場所の力を借りないと動かない。宿題も苦手。というか、本気で学ぶとは何か、よくわかってなかった。今もよくわかってないけど。
苦手なものにできるだけ近づかないようにするために、苦手なものを把握しよう。苦手なことをしたくない。一度にたくさん人の名前と顔を覚えること、本音と建前を察知すること、丁寧にやること、マニュアル通りにすること、機械的ルーティン作業、計画を立てること、などなど。見えないものや遠くのことのために具体的に動くこと、苦手だ。どうしてもやらないといけないとき、内臓が重たくなってヒヤッと冷える。根性を出せばできないこともないけど疲れる。
逆に好きなことは。アイデア出すこと、ひらめき、工夫、いいことを思いつくのが楽しい。農耕民族というより狩猟採集民族的。イビピーオ。今を生きる。
今をつかまえとかないと二度と会えない。気になる映画は早く観ないと二度と観れない。会える時に会わないと。チャンスを逃さないようにするには、苦手なことをして疲れている場合ではない。
今の仕事は、割合ルーティン6、臨機応変4くらい。すこし退屈だけどそのくらいの方が平和でいいのかもしれない。臨機応変10だったら手に負えないくせに、退屈て言うなんてイキってる。ちょうどいい、ちょうどいいとは今ここのこと。
臨機応変10のイメージは、企画提案、問題解決屋さんポジション、知識やコネが大事、プレゼンテーション資料をいかに短時間でセンスよく作るか、みたいな。もしくはランチタイムの飲食店の店員。もしくは看護師。頭も使って体も使う。

小学校の頃みんなが持ってた筆箱、四角くて大きくて、表の扉と裏の扉があるやつ。ボタンを押すと隠し扉が開いたり、無駄なギミックがおもちゃみたいで面白い筆箱。ああいう感じの水彩パレットが欲しい。コンパクトに手に収まる形をしていて、開くと、水入りの筆、ペンは2・3本入る。蓋の裏もパレットになっているが、さらに蝶番で外に開いて大きくなる。裏の蓋を開けると水分を拭き取る布入れもある。小学校の時の多機能筆箱にはロマンが詰まっている。持った感じに角がなくて丸っこいのもかわいい。

こんなイメージ

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