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退職を決意したアラフォー男。思いとどまったコーチングとの出会い

『知らなかったことに触れ、心がワクワクする』

そんな経験はないだろうか?


男は今、そんな高揚感を噛みしめている。

久々の気持ちの高ぶり。

それはとある出会いがきっかけだった。。。



3ヶ月前:会社を去ることを決心したアラフォー男

遡ること数ヶ月前。

男は心に決めていた。

「独立に向けて、仕事を辞める!」


かねてから、サラリーマン生活は性に合わないと感じていたのだ。

「いつかは会社の看板を背負わずに、自分の力で飯を食えるようになりたい。」


間も無くやってくる40という年齢の重みもあった。

新たな道に踏み込むチャレンジは、年々厳しくなっていくと感じていた。


でも、先立つものは懐事情。

子供はおらず、妻との二人生活だが、
収入を落とすこと=妻に負担をかけるということだ。


1年前:ブログを始めた

妻に迷惑をかけずに新たな道へ進むにはどうしたらいいだろう?

自ら問いかけた。

そして、
「稼ぐ力を身につけよう」と決意したのが1年前。


「自分が好きなことってなんだろう?」

悩んだ挙句、ブログを始めた。

人に伝えることが好きだったから。

そして、見つけだしたテーマが、
地域の情報発信(地域ブログ)だった。


一心不乱に打ち込んだ。

ちょっとずつ閲覧数(PV)が増えていき、

コメントや感謝をいただくようになり、

ブログは思った以上に順調に成長していった。


「情報発信にもっと集中したい」

「情報発信をベースにして、自分の強みを活かして、稼いでいきたい」

そんな思いがむくむくと湧いてきた。


一方で仕事では、新たな刺激を感じていなかった。

変化がないことを停滞と感じていたのだ。


「収入をどう担保しようか?」

そう悩んでいた矢先、長期委託訓練(長期高度人材育成コース)のことを知った。

2年間学びながら、雇用保険の手当てがもらえる制度。

気になっているプログラミングコースがある。


「これだ!」

と思い、訓練先の学校、2校を飛び込みで見学しに行った。

雇用保険受給の際、ブログの収入があることが問題ないこともハローワークに確認をした。


そういった準備を整え、

「とにかく2年間、死ぬ気で頑張る。
 俺を信じてくれ。」

と妻に全てを打ち明けた。

妻は背中を押してくれた。

あとは、会社に報告するだけだった。

全ては前向きに進んでいる。そう思っていたが、、、


思考が変わり、行動が変わった

話は現在に戻る。

ちょうどこの時、上司が変わった。

新しい上司は物腰がとても柔らかく、
今までのリーダータイプの上司とは違かった。

だから、引き止められても大丈夫だろうと思っていた。


1時間ほどじっくりお話しした。

自分が今後どうしていきたいか。

それは、今の仕事のことよりも、
自分の価値観、心情、家族の状況、収入のこと、今の不満…

洗いざらい話した。

今となっては何を話したかはあまり覚えていない。

覚えているのは、

「全てを吐き出せた。聞いてもらえた。」

という感情だった。



「一旦私も受け取ります。またお話ししましょう。」

と上司から言われた。

決断していたつもりだった。

一方で、全てを吐き出した後、なぜかすっきりしている自分がいた。


その日からというもの、不満だらけだった職場が何か違うものになった。

業務中に見える景色が全く変わっていた。

嫌だと思っていたものが、実はそうじゃないかも、と思い始めた。

とにかく前向きになれている自分がいた。

今までは、必要以上の業務を背負わないよう、気になることもあるべく目を向けないようにした。

「仕事が増えれば、ブログに費やす時間が奪われる」

そう思っていたのが、

「これって、ブログに活かせるんじゃない?」

という思考に変わっていた。

すべての出来事は、自分のありたい未来への過程だったんだ!
と、気づき始めた。


2週間後、妻に、

「やっぱり仕事を続けてみる」

と伝えていた。

思考が変わり、そして行動が変わっていたのだ。


コーチングとの出会い

その時はまだ気づいていなかった。

なぜ、自分の決意が変わったのか?

清水の舞台から飛び降りる思いで、固く心に誓っていったのに。


その後、社内での研修を受けた時のこと。

それは上司によるコーチングの研修の時だった。

コーチングの研修は過去に一度受けたことがあった。


研修の中でコーチングの本質的な部分、

全ての答えは相手の中にある。
相手の気持ちに寄り添い、一緒に伴走する。

という内容は前回の研修の際にも聞いたはずだった。

しかし、今回は違かった。

頭の中のどこかで回路がつながったような感覚がした。

「そうか!あの時自分の決意が変わったのは、上司のコーチングによってだったんだ!」


振り返ってみれば、あの時、僕は全てを吐き出していた。

いいこともわるいことも全て。

そして、その先に、

本当に自分が大事にしているものがなんなのか?

無意識のうちに考え始めていた。

凝り固まった自分の脳みそが丁寧にほぐされていくように。


柔らかくなった脳みそが、導き出した答えが、

今の仕事のないものではなく、
今の仕事にあるものに目を向ける

ということだった。


辞めることを考えていた時は、

「自由に休みがとれない」

「働く時間を選べない」

「給料が思った以上に伸びない」

「自分は成長していない」

といった、やめたい理由を見つけては自分を正当化しようとしていた。

しかし、上司のコーチングに触れてから、

「それなりに連休が取れる」

「残業時間は年々減っている」

「毎月安定した収入をいただいている」

「仕事での出会いはめっちゃ財産になっている」

といったように、今まで「ない」と思っていたものが、自分にとって大事な「ある」に変わっていたのだ。


その事実に気づいた時、

「コーチング、やべぇ」

と心底思った。


コーチングを身につけたい

今の僕の正直な思いだ。

自分の思いで人を引っ張るのではない。
その人の中にある、本当に大事な価値観へ気づくために一緒に考える。

自分にこんなことができるようになれば、

みなが自分の個性を発揮する世の中になる。
互いの違いを個性として認め合い、争いも起きなくなる。
そしたら世界が平和になる。

本気でそう信じている。

だから、今この瞬間にできることをやってみよう、と思っている。


具体的な学習戦略をアクションプランへ

今の思いはかなり強い。

だが、熱しやすく冷めやすいこの性格をわかっている。

学び方をしっかり考えなければならない。

常に前進していることを実感できるスキーム

これが重要なポイントだ。

そこで考えた戦略は、以下の通り。

①本で理論を学び、youyubeでプロの実践をインプットする
②興味ある方にコーチングを体験してもらう
③振り返り、課題や改善案を考える
④③を念頭において、①に戻る

まさにPDCAのサイクルを高速回転させていくイメージ。

ポイントとしては、②。

誰にって話だが、幸い私にはtwitterでつながった地域ブログを頑張っている仲間がいる。

呼びかけたら、すぐさま返事を多数いただいた。

これは、本当にありがたいことだ。

今までの自分の発信活動がこんなところで活きるとは思っていなかったし。


あとは、このPDCAサイクルを回し続けるだけだ。

それを必要としてくれている人にいいものを届けるため、しっかり学びながら前進していく。

途中挫折したり、傷ついたりすることもあるだろう。

でも、今感じているワクワクを信じてみよう。

そして、一歩ずつ着実に前進していこう。


始まりにもう遅いなんてない。

スタート地点はいつでもどこでも設定できるのだ。


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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

2020年6月限定で、コーチング未経験の方向けの企画を行っています。

以下記事をご覧くださいませ。



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