停電から学ぶポジティブに生きるということ
突然、家が停電になった。
外は雪景色、気温は氷点下近い。
電気ストーブは使えず、頼りになるのは灯油ストーブのみ。
出勤するまで2時間ある。
その時、あなたはどうするだろうか?
ポジティブに生きるということって?
「ポジティブに生きよう」
そんな言葉をよく耳にする。
成功する人はポジティブに物事を捉えている
とか、
悲観的に考えると、悪い状態を引き寄せる
とか。
言われることは頭で理解できるけれども、とは言っても、常にポジティブでいるっていうのもできそうでできないよ。
そう思っていた。
今日の停電までは…
状況を把握して、選択する
停電になった瞬間に頭によぎった原因は、
ブレーカーが落ちたのでは?
ということ。
すぐさま配電盤を確かめる。
しかし、ブレーカーは落ちていない。
今日1日家に入る予定の妻は、電気が使えないことが気が気ではない様子だ。
「電気会社に電話してくれる?私はお隣さんに電話するから。」
と言って、早速電話をかけている。
お隣さんは出先だったようで、停電かどうかわからなかったようだ。
私は「中国電力 停電」で検索してみる。
すると、出た。
我が家の地域に停電が発生しているようだ。
ここで、私の中で行動の選択肢が2つに分かれた。
①しばらく電気のない家で出勤時間まで過ごす
②少し早めに家を出て、別の場所でnote記事を書く
迷わず後者を選んだ。
電気が戻らないことをイライラしてもしょうがない。
いい機会だし、たまには早めに出て、ゆっくりと考えをまとめるか!
って。
受け止め、学び、チャンスとする
何気ない、日常の一場面と思われるかもしれない。
しかし、この状況を俯瞰して捉えると、「ポジティブに生きる」の本質が隠されているように感じる。
ポジティブに生きるとは、何もどんな嫌なことがあっても、
小島よしおのように
「だいじょうぶだいじょうぶー」
と海パン一丁で踊ることではない。
選択肢をとる時に、私の中で立った問いがこれだ。
「この状況を受け止めて、何をしたほうがいいのか?」
と自分は問われているのだろう??
悲しい時
悔しい時
辛い時
むかつく時
ネガティブな思いは1日に何度もやってくる。
さざ波のように。時には大嵐となって。
この気持ちを失くすことなんてできやしない。
だって人間だもの。
なくそうと感情に蓋をして、溜め込んでいれば、火山から吹き出るマグマのようにいつか爆発してしまうものだ。
地球の内部にマグマがあるように、感情は人間が心の奥底に持って生まれたもの。
「こんな風に思っちゃいけない」
「なんで私だけがこういう目にあうの…」
といったように、否定をする必要はない。
ただただ受け止める。
すると、受け止めた先にある「学び」に気づき始める。
この状況から学べることは何か?
この状況は自分に何を伝えようとしているのか?
自分の感情を受け止めて、長い人生の一場面と捉える。
すると、今この体験がピンチでも不運でもなく、千載一遇のチャンスになるのかもしれない。
そんなチャンスを感じながら、僕は出勤前の大切な時間をファミリーマートのイートインコーナーで過ごしている。
キャラメルシロップをかけた、温かいカフェオレとともに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ココナラで、数秘xコーチングセッションを始めました。
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