三十路男。勇気を出して初めての宿泊業。
私のお仕事経験。
二十代は東京や海外で働いていました。
三十代になってからの転職で星野リゾートに出会いました。
理由は、地方に移住したいと思ったから。
スーツを脱いで、三十代に突入してからの宿泊業。
しかもサービス業は初体験。
本日はその経験で感じたことを。
一番大変だったことは…
新しい職場で初めて心の中でこう呟いていました。
(身体がついていかない…)
前職はキャリアコンサルタント。
朝と夜は満員電車で押し合いへし合いしながら1時間かけて通勤。
外回りはあるものの、日中は基本的にデスクに座っての作業。
日々の業務で疲れ果て、定期的な運動は全くできていませんでした。
昔から甘いものも大好きなので、気づけば過去1番の体重に…
そんなメタボ状態の三十路男が、初めてのホテルサービス業。
しかも、働き方がサービスチームというなんでも行う仕事です。
自分の身体の不甲斐なさに嘆くのは当然のことでした。
ただし、自分で望んだ地方生活はとても充実していました。
休日は観光地を回って、観光知識を身につけ、日々の疲れを温泉で癒していました。(島根は温泉大国!)
新しい業務や知識を身につける楽しさもあってか、なんとかその辛い時期は乗り越えることができました。
すると、ぷくぷくしていた三十路の身体はみるみるうちに締まっていきました。
体重は過去最高の67Kgから57Kgへ。
1ヶ月でなんと10Kg減!
まるで減量中のボクサーですねw
大変な1ヶ月で得られたもの
きつい1ヶ月であったけれど、そこで得られたものは大きかった。
なんでも気合いで乗り切れられる二十代は、健康なんて全く意識しなかった。
改めて、三十代は自分の身体と向き合う大切さを学ばせてもらったような気がします。
それ以来、
・定期的な運動
・健康な食生活
・睡眠をしっかり取る
という、当たり前のことをしっかり整える生活に移行できました。
これは私の肌感で確信していることですが、
よいサービスをするための土台になるのは、健康な心身です。
どんなにスキルを身につけたところで、
どんなに知識を身につけたところで、
疲労感を感じていると、十分に発揮することはできません。
様々な物事をネガティブに捉えてしまい、お客様にも同僚にも心穏やかに接することができません。
食と運動と睡眠。
本当に当たり前のこといってますけど、そんなことをすっかり忘れていた二十代の私は若かった…
大変な思いで乗り越えたけれど、怒涛の1ヶ月を乗り切った三十路の私。
四十代になった今、三十路の彼をよくやった!と、抱きしめてあげたい思いでいっぱいです。
おもてなし産業をかっこよく。
あんでぃでした。
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