宿泊してみた|細かすぎる星野リゾート 界 長門レビュー
山口県で最も古い温泉地である、長門湯本温泉。
江戸時代には毛利藩主がたびたび訪れたという名湯にじっくり浸ることのできる界 長門に宿泊してきました。
今回は妻のお誕生日祝いを兼ねての山口県への旅行。
結論。
夫婦揃ってお殿様気分で、温泉、食事、そぞろ歩きと楽しめました!
そこで、今回の宿泊で感じたことをシェアいたします。
山口県への旅行を検討されている方へ、
長門湯本温泉に行こうとされている方へ、
届いて欲しいっ!
界 長門の客室では藩主気分で雅に。
まずは客室から。
「藩主のお茶屋屋敷」が宿作りのテーマである界 長門。
客室は全室、長門五彩の間と名付けられたご当地部屋なんです。
お部屋に入って目に飛び込んできたのは、寝床の殿様感!!
ベッド時代、一段高く設えられています。
そして、室町時代より 800年以上も続く徳地和紙を使用した、色鮮やかなベッドボードが華やかさを演出してくれます。
部屋の窓から一望できる長門湯本温泉街。
眼下には音信川が流れ、温泉街には川床テラスが4箇所も設置されています。
そぞろ歩きしている人までもがまるで温泉街の景観であるかのよう。
ウェルカムドリンクは名産、萩焼の急須でおもてなし。
翌日は萩へ、窯元巡りを楽しみました。
ルームキーは大内塗りで作られた夫婦さん。
めちゃかわいくないですか??
なんかここまでくると、どこに工芸品があるのか探したくなります。
テレビの上のオブジェも萩焼。ですよね??
五彩の間とは、温泉街の景観と四つの伝統工芸品を表しているとのことで…
ってことはもう一つの工芸品ってどこ??
と思ったら、、、
ありました!
お部屋の入り口に萩ガラス。
気づいたらウォーリーを探せみたいになってました(汗)
これも界の楽しみ方の一つですね。
界 長門の夕食ではふぐと瓦で大満足!
夕食会場は半個室タイプ。
2名から大人数まで対応できるようで、子連れの方でも安心できる環境だと感じました。
今回は奮発して特別会席コースをチョイス。
その中でも特に印象深かったのは、、、
烏賊の二色和え。
長門市沖の激しい潮流に育まれたケンサキイカは「仙崎イカ」と呼ばれていて、身が引き締まっています。
添えられた生ウニ以上に口の中でとろけて、思わず甘い!と口に出してしまいました。
初めて知ったのですが、山口県はイカの摂取量が全国第二位を誇るそうですね。
続いて、山口県といえば、、、フグ!
あまりの量にびっくり。
ふぐが大好物の妻は思わずにんまりしております。
百姓の塩やチリ酢、魚醤のオリーブオイルでいただきます。
歯応えが楽しめて、
山口にきて良かった〜
と妻の心の声がダダ漏れでした。
普段、お酒はあまり飲まない私も思わずスタッフにおすすめを伺う。
こちらが男性スタッフ一押しの長門峡。
淡白なふぐにあうまったりとした純米酒。
いい具合に顔が赤くなってきたところで(笑)、メインは、、、
和牛と鶏 旬菜の瓦焼きです!
どや!と言わんばかりのお肉と瓦の存在感。
山口名物瓦そばを彷彿とさせる”界ならでは”のオリジナル料理で、目の前でスタッフがジュージューと言わせながら焼いてくれます。
芳しい香りが立ち込めてまいりました。
これまた山口名物のゆずきちを絞って、お好みでゆずきち胡椒や、醤油麹など 5 種類の薬味でいただきます。
これぞ、幸せの極み。
朝食は桶がでてきたぞ!
いい目覚めの後は、待ちに待った朝食。
こちらはまたまた面白い御膳でした。
桶盛り朝食と題された御膳は、木の温かみにシックながらも華やかな印象。
山口県内で唯一の桶職人であり、「森の名手・名人」に選定された坂村 晃氏により制作された桶です。
何気に一番感動したのはヨーグルト。
何が良かったって、百姓の塩をかけて食べるとこれまた美味しい。
口内は、塩味と酸味のアンサンブル♪
そして、鶏肉たっぷりのアカモクのお味噌汁は絶品でした。
アカモクは長門沖でたくさん取れるようですね。
これで健康にいいんですよね?
ならば、毎日食べたいくらいです。
界 長門の温泉はアルカリ性単純温泉
食事も楽しめましたが、温泉もゆったりできました。
長門湯本温泉は山口県最古の温泉。
江戸時代には藩主が何度も湯治に訪れたそうです。
湯温が高い「あつ湯」と源泉かけ流しの「ぬる湯」の内湯二つと露天風呂を備えた浴室は、照明も薄暗く、気持ちを落ち着けるのにぴったりでした。
単純温泉でアルカリ成分が強く(pH9.9)、化粧水のような成分の泉質が特徴で、入ってすぐ肌がぬるぬるしているのを感じました。
アクティビティーはそぞろ歩きがおすすめ!
今回は朝のアクティビティーを二つ体験しました。
まずは、朝6時半の現代湯治体操。
普段はまだ夢の中…
ストレッチをした後に「いろは筆体操」。
大きく身体でいろはにほへとを描きます。
これがまた、結構心拍数が上がり、体内温度がぐぐぐっと上がり、しっかり目が覚めました。
その流れで7時からそぞろ歩きに出かけます。
担当スタッフの先導で、まさに温泉街をそぞろ歩き。
河床のテラスが雰囲気いいですよね。
みたらし団子や長州鶏の焼き鳥片手にのんびりしたい。
長門湯本温泉の歴史も学べます。
街の中心にある恩湯前でいにしえの長門に思いを馳せました。
以上、本日は界 長門での宿泊体験をレビューいたしました。
残念ながら、ご当地楽の「大人の墨遊び」は時間が合わずに体験できず。。。
また山口には戻ってきたいと思ったので、次回は早めに到着して参加したいです。
おもてなし産業をかっこよく。
あんでぃでした。
界 長門の空室状況、料金はこちらから。
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