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就職活動をする時に心がけたいこと

こんにちは、あんでぃです。
今日は就活生に向けて綴ります。

先日、代表星野佳路の就活に関するインタビュー記事を読んでいて、大学時代の就職活動を(遠い目で)思い出していました。
もう20年近く前のこと。
今とは状況が全く違いますが、その時にこの記事を読んでいたら、どんなに心が救われただろう…と。

何をしたいのかわからない学生時代

私は学生時代、これといって打ち込んだものがありませんでした。
大学受験をしたくなかったという理由から、高校受験をめちゃくちゃ頑張って、大学の附属高校になんとか入学しました。
そのままエスカレート式に大学に進学。
周りに高校時代からの友人が多かったため、サークルなどには入らず、毎日のようにバイト⇨飲み会といった生活を送っていました。

大学3年になると、周りの環境が変化します。
次第に友達が髪を黒く染めて、スーツを着だします。
エントリーシートを何社に送ったか?というマウント合戦も始まりました。
なんとなく社会人になりたくないな、と思っていた私は、そんな友人の姿を横目に見ておりました。
まだ社会に出るのは早すぎる!と、休学して海外にワーキングホリデイに行くことにしました。

いわゆる「自分探し」ってやつですね。
いろいろな経験ができました。
でも、結局自分のやりたいことは見つかりませんでした…

やりたいことが見つからない人に届けたい言葉

「できること」に目を向ける。そしてそれを認めてくれる会社を選ぶことが、後のキャリア形成を有意義なものにするために大切な考え方の一つだと思います。

先述したインタビューの言葉をこの時の自分に届けてあげたいです。
あの時は、
自分は何をやりたいのか?
ばかりに目を向けていました。

もちろん、
自分のやりたいこと(好きなこと)=モチベーションが高まること
ではありますが、やりたいことや好きなことばっかりやってても、正直人は飽きます。

これは、私が田舎に移住して感じたことです。
引っ越したばっかりの頃、水道から出てくる水や地元のお米の美味しさに感動しました。
なんて素晴らしい贅沢な生活なんだろう!と。
しかし、次第にそれが当たり前になっていきます。
いつのまにか初めての時の感動が得られなくなりました。
慣れというやつです。
人は慣れると、好きなことでも感動することなく、当たり前になっていくものなのでしょう。

そこからわかることは、世の中の会社に就職しようと思った場合、やりたいことを求めるのが必ずしも正解ではないということ。
それもいずれ飽きるかも。

やはり、ベストな選択は
できることで貢献すること
が最初に必要だろうということです。
できることはやりたいことや好きなことではないかもしれない。
しかし、
できることは、人に感謝されること
でもある。
そして、人からの感謝はモチベーションを高めてくれます。

私はこの仕事の中で、辛い思い、嫌な仕事、さまざまな経験をさせていただきました。
体力的にキツくって、
(笑顔も無理だわ!)
なんて時に、
「いや、今日の食事は本当に思い出に残ります。ありがとうございました。」
なんて言われると、身体中の疲れがどこか遠くに吹っ飛んでいきます。
不思議ですよね。
人に感謝されるというのは、それだけ強いモチベーションにつながるんですね。


初めての就職活動。会社はどう選ぶ?

今、就職活動をしながら悩んでいる方にお伝えできること。

自分が今までしてきた経験から感じたこと、考え行動したことを振り返り、自分を見つめ直してください。
そして、大いに悩みながらも、たくさんの出会いを大切にしてください。

その道を一歩一歩歩いていれば、必ず出会います。
自分がいることの価値を認めてくれる人や会社に。

それが、私のいる星野リゾートだったら嬉しいです。
仮にそうでなくても、
あなたのできることで認められ、
感謝され、
次第にやりたいことが見つかれば、それこそいつかは幸せな未来がやってくることでしょう。

あなたの就職活動があなたの成長につながることを切に願っています。


おもてなし産業をかっこよく。
あんでぃでした。

▼インタビュー記事「息子・娘を入れたい会社2024」



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