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楽しみのための機会

写真を撮りたくなったのも、散歩をしたいのも、遠出をしたいのも寒くなったから。書き残して語るには日差しの強すぎた夏を終えて、やっと静かに集中できるようになりました。

写真を撮って残すという行為は続いていて、以前は見られなかった景色がイメージとして浮かび始めています。変わりの無いように見える日常も、実際はしなやかな変化の流れの中にありました。今の自分は1年前の自分ではなく、半年前の自分でもない。

少し先に楽しいことが待っていると、今を生きるのも楽しくなります。だから先の予定をぽちぽちと決めたり、未来が楽しくなるための仕掛けを作ったりしています。やはり一番は会いたい人に会い、行きたい場所に行くこと。その為の方法や手段を考えて、あっという間に夜は更けていきます。

欲しかったものは手元にあるか。人と人の間に立って熱を発しているか。12月が目前に迫った今、2023年はどのような年だったかを振り返り、静かに目を閉じることで、先を歩く為のバランスを取ろうとしています。一緒にものを作れたら、きっとより面白くなる。そう感じる人達がいます。

創作をする者同士、反応し合えるかもしれない。ジャンルが違うから先が見えない。先が見えないから動いてみたい。24時間人の間にいるのは疲れてしまうから、基本はいつもスタンド・アローン。摩擦を恐れず、新しいもの作りを。楽しみを生む機会でありたい。

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