見出し画像

子宮筋腫。腹腔鏡&子宮鏡下ダブル手術を受けた記録④麻酔から覚める

「無事に終わりましたよー」

ふぁー、眠いー、あ、はーい
…って、ええ!苦しい!息吸えない!え、なんでマスク付けてる?わたし!(※手術室に入るとき付けていた自分のマスク)

「深呼吸してくださーい」

いゃいゃぃゃマスク苦しくて深呼吸どころじゃなーぃ!で、眠いぃー、二度寝したいけどなんかみんな話しかけてくるぅー、、眠いぃー、ぐるぐるするぅー、眠ぅいぃー、、

というのが、麻酔から覚めた時の感想。

手術の前、手術着(ガウン)を着てパンツと着圧ソックスをはいてマスクした状態で自分で手術台に横たわったところで気を失うのだけれど、目が覚めたらその状態が原状復帰されているのですよ。(でも、履いていたパンツだけはT字帯という前開きオムツに替わっている)
ただでさえ全身麻酔でふにゃふにゃした意識の中、不織布のマスクを付けて深呼吸なんて、難しすぎるオーダーだったなあ、いま振り返っても。笑

わたしはこのあとも麻酔が全然抜けなくて、手術台からベッドに移し替えられて運搬されて自分の病室に入った、とか、指に血中酸素飽和濃度計とか胸に心電図とか足にプシュープシューと自動で収縮してマッサージしてくれるフットポンプ取り付けてもらった、とか、入れ替わり立ち替わり看護師さんがノックノックして来てくれて血圧とか体温とか測ってくれたあたり、覚えていないようでうっすら覚えている変な感じ。夢うつつ。

とにかく寝ても寝ても寝ても寝ても!!!!寝たりなくて、看護師さんが「いま3時間経ったからこれからお水飲めますよー」と言ってくれても、それより寝たい気持ちがはるかに勝って、ふにゃふにゃ夜中までタイムスリップ。
あのままだと、永遠に寝ていられるなと思った晩でした。

ちなみにこの日ベッドからは起き上がれません。寝っ転がっているあいだ、右手にナースコール、左手に痛み止めのスイッチを握らせてもらっています。痛み止めは、自分が痛いタイミングでカチッと押せば点滴に痛み止めが一定量注入される仕組み。これは何回押してもよいので、私は、痛みを自覚していようが寝ぼけて痛いのかよく分からなかろうが、意識が覚醒するたびに遠慮せずカチカチやって一晩で1本ぜんぶ使い切りました。

痛みは、遠慮せず除去するのみ!痛みを我慢しても何も生まれません。
痛いときに我慢するのではなく、とことん薬に頼って自分のストレスを軽減する大切さを、過去に受けたレーシック手術のときに覚えていたこともあり、これは積極的に実践しました。

もしこれから手術を受ける方がいたら、声を大にしてお伝えしたい。
せっかく薬があるんだから、痛みは我慢するよりも前に薬でちらしてくださーい!

(⑤ぐんぐん回復した翌日 に続く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?