感想 INTO THE SUNSET SKY day2

見たってわけ、現地で。
"STEP INTO THE SUNSET SKY day2"を。だからさ。
書くってわけ、感想を。

せっかくの現地参加だったわけだし、アーカイブを見ながらではなく、帰宅してそのままキーボードへ向かい感想を書いてみようと思う。パッションこそ溢れるものの、もう記憶が曖昧なので、内容は眉唾物として読んでいただきたい。



ライブが始まって最初に思ったのは『居るんだ』ってことでした。

ライブを見に来ていた皆さんもそうですが、ステージに立つ演者の皆さんの姿を見て、特にそう思いました。生放送やシャニラジの動画回・過去のライブで実在していることは知っていましたが、液晶越しに見ていたゆえ、現実味が無かったのでしょう。野生のキリンと同じ領域です。

それが実際目の前にいるわけです。本来スプパが開催されるはずだった日が去年の3/21です。1年越しのいないいないばぁです。1年間もいないいないされたら流石に大人だって「アレ?マジでいなくね?」と思うわけです。それが居たっていうんだから赤子じゃなくたって笑顔になるよ。


さて、ライブ本編の話に移りますが、楽しい記憶は忘れやすいらしく、わずか数時間前のことなのにもう脳内からポロポロと抜け落ちています。そこで、全体を通して良かった部分を振り返り、特に良かったユニットにフォーカスを絞って話をするという形を取ろうと思います。

ちなみに私はイルミネPですが、私情はいっさいはさみません。


まず、ライトの演出が凄い良かったです。

壁面やセンターステージ・花道へ無数に設置されたライトがステージを駆け巡り、舞台を鮮やかに彩っていました。2ndライブを振り返った時、一番最初に思いだすのはライト演出のことでしょう。

印象に残っている物といえば、赤いライトが空間を支配するようなストレイライトのHide & Attack、宇宙感がものすごかった放クラの五ツ座流星群、カゴみたいなライトから神殿のようなライトになって、羽根みたいなレーザーが出たアンティーカのBlack Reverieなどがあります。

その中でも特に良かったユニットといえば、イルミネでしょう。

今回の会場となった幕張メッセは、めちゃめちゃ鉄骨(?)が見えます。イルミネの時、そこへ星型のライトがあたっていました。ライトがあたることによって鉄骨がステージの一部に組み込まれ、景色に奥行きが生まれている事に気づいた時、思わず手を叩きました。

また、Twinkle wayではすべてのライトが青になったり、花道を縁取るように設置されたLEDが桜色・黄色・青になったりして、参加できなかった灯織の事を想起させます。そうした演出から、私はイルミネが特に良かったと思いました。


次に液晶の演出、これも良かったです。
今までのライブでは遠くても演者の方を見ようとしていたため、液晶の演出は殆ど見ていませんでした。しかし今回は十字型ステージであり対岸は全く見えず、それならばと液晶を見ていましたが、もっと普段から見ておけばよかったなと思いました。

ハート型のフレームを使っていて俺の視界をジャックされてんのかなと思ったアルストロメリアのBloomy!、映し出された花火に天塵を思い出さざるを得ないノクチルのあの花のようにが印象的でした。また、全ての曲に専用のロゴが用意されていて、あれゲームに実装してくれないかなと思ったりしました。

また、センターステージのせり上がる舞台にも液晶が設置されていて、アソビライトを映したり、StWの最後でライブのロゴを映したりなどしてステージを華やかにしていました。ミュージックドーンの時も思いましたが、シャニマスのライブはロゴを出すタイミングが気持ちいいです。

そんな液晶の演出の内、私は特にイルミネが良かったと思います。

We can go now!の曲調にあったポップなエフェクト・Twinkle wayでの三色の光が泡のように上昇して弾けるエフェクト・飛び交う三色の線が交差してイルミネのロゴのような星をかたどるなど、素晴らしい演出でした。そのなかに、飛びぬけて私を感動させたものがあります。

それはMCでも触れられていた、センターステージのせり上がる液晶に映る青い星です。私はそれを見つけた時「ウッ」と声が漏れそうになりました。同曲の終わり、2人が何かを指さすようなポーズで止まりますが、その先にあるのは恐らくあの青い星であり、それが何を意味するかは言わずもがなでしょう。涙が止まらん。


最後に、今回のライブでトロッコを使うとは思っていませんでしたが、これもかなり良かったです。花道脇以外の席はどこもトロッコの通り道が近く、ちっとも演者が見えない席は無かったんじゃないかなと思います。

現地が握れただけでも大当たりだとは思いますが、それでも席に優劣はあると思います。それを少しでも減らせる良いステージ構成とトロッコの使い方だったなと思いました。

トロッコがよかったのは、まぁイルミネでしょう。
だって俺の前を関根瞳と峯田茉優が通ったし……すげぇ笑顔だったし……マジで……


以上、私情をはさまないと言いつつはさみまくるという記事でした。
自分でバラすな、仕組みを。

おふざけみたいな書き方をしてしまいましたが、2ndライブはイルミネのライブとして過去最高の出来だったのではないかと思います。特に歌唱の安定感に関しては、過去のライブと一線を画していると言ってもいいのではないでしょうか。ここに近藤玲奈さんがいなかったのが悔やまれるとともに、3人が揃っている名古屋公演の期待値も爆上がりです。初日握らしてくれ、頼む。

記事の構成的にソフトタッチで終わってしまいましたが、各ユニットも素晴らしいパフォーマンスであり、1日目も含め"STEP INTO THE SUNSET SKY"はとても見ごたえのある良いライブだったと思います。

記憶の欠落に辛抱たまらず3/22の12:00から視聴できるアーカイブを購入したので、BD発売まで見まくろうと思います。この記事をよんでいるあなた、アーカイブを見て、ここが良かったみたいな部分があったら、ご覧のページの右上を押して記事を書いてください。君の好きなとこ、まるごと知りたいよ、教えてね。


さて、この記事を締める為に、ライブ以外の3/21を振り返ってみましょう。

クソほど雨に降られて、強風で傘1本ぶっ壊れて、知らねぇ土地へ赴いて、音楽を聴く。終わったらパンパンの足をひきずって電車に乗り、手拍子のし過ぎで腫れた手を気遣いつつ、最寄駅から自宅までフラフラと帰って寝る。そんな1日でした。

文字に起こすと、そこまでして見に行くことかって思うでしょう。私もライブを見に行かない日が続き、過去のライブを振り返った時、本当にそこまでして見に行く必要があるものだったのか?と考えることもありました。

それでもライブが終わると、こう思うわけですよ。

やっぱりライブは『要るんだ』っつってね。
お後がいっぱいで。


追記(2021/03/22 16:13)
めちゃめちゃ幻覚見てましたわ