音で殺しにくるバンド、Number Girl再結成




最近のアーティストってどいつもオシャレすぎるんだよ。ふざけんな!!

お前らが音楽始めたら、俺らみたいなしょぼくれた人間は勝てないじゃないか!!

ばーかばーか!!!

ちょこっと演奏できるからってばーかばーか!!

音だけで勝負してこいばーかばーか。


って思っちゃうガキです私は。









冴えない見た目。オシャレじゃない格好。よれたシャツ。

そこから突き刺すように繰り出されるテレキャスターの音。音で殺しにかかってる。まるで鋭い鉄風のようだ。


リズム隊の俺が主役だと言わんばかりの迫力


予想を超えて来るギタープレイ







懐古厨と言うわけではない。僕は96年生まれなのでNumber Girlは通っていない。

ただ、音楽を聴き始めて、過去の作品を聴いていると、あぁ、今よりかっこいいなぁ、この時代を体感できた人たち羨ましいなぁと、正直ムカついている。



もし、いまこの時代にナンバガがデビューして、向井秀徳がRock In Japanのメインステージで奏でられるかと言ったら難しいんじゃないか。


それだけ、今のバンドたちは音楽よりも見た目の振るいにかけられすぎた。



けど


僕たちは、本当はかっこいいアーティストを求めている。見た目じゃない。魂に響く音楽を奏でられる奴らだ。








そんなバンドが再結成した。オリジナルメンバーで。



音だけで勝負してくる。たぶん俺らは殺される。







僕より少し上の世代が、楽しそうに音楽にワクワクにしている姿を見るのは好きだ。

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