どんぐりず

どんぐりずっていうアーティストがいてだな




この記事でも僕が激おすすめしている、群馬発のDIYアーティスト「どんぐりず」がついにストリーミングを開始した!!


この2019年、様々なメディアがどんぐりずをピックアップするようになった。東京でのライブも行うようになり始めた。

引き金はこれだ



どんぐりず / powerful passion

約1年ぶりの音源が公開された。と同時にたった数週間で、以前のMVの再生数を大幅に更新してしまった。

多くの人が待ち望んでいたのが伺える。Luteなどのツイッターアカウントも取り上げてて驚いた。


相変わらずのふざけっぷり。聴く人を手玉にとるような展開。どんぐりず節は2ndアルバムよりもさらに磨かれていると感じた。

聴いてるだけでフフッと笑ってしまうのに、今回も最高にカッコいいのだ。



そしてこのカオスな自作MV。群馬の自然、森(敬称略)とチョモランマ(敬称略)の顔...顔...顔...!!!



森(写真左)
ラップ上手い。ボーカル。 個性的な絵を書く。ボケる。石を投げる。強めにつっこむ。LINEスタンプ発売中(公式サイトより)

チョモランマ銀行(写真右)  
おそらく曲作りのメイン。ピアノもギターも弾ける。ボーカルもしばしば。声が高い。




僕が初めてどんぐりずを見つけたのは高校生の時だった。2014年だ。


当時受験生だった僕は、大学入試への勉強で日々明け暮れていた。そんな時に聴いてたのがマキシマム ザ ホルモンだった。

『鬱くしき人々のうた』をずーーーーと聴いて、「あー落ちたくねぇ」と死んだツラして勉強していた。


そんな時に、Youtubeで2人の少年のカバー動画を見つける


「再生数すご!!上手いんだろうな...」

ホルモンのカバー動画は、ボーカルが入ると叩かれるのが当たり前なのだ。そんななかこの再生数。そしてど田舎の背景に素朴な2人の少年。



突如、森のふざけたボーカルが始まる...

そしてむしられる草!草!草!

チョモランマ、ギターと歌うま!!


迷わずお気に入りをした。




そんなことも忘れて、大学3年の冬。突如としてYoutubeに再び現れたぶっ生き返すの動画。

「あーこの人たち今何やってるんだろうなぁ」とチャンネルをのぞいてみると、なんとオリジナルの動画をあげているのではないか!!




民謡八木節のアレンジ。イントロの篠笛とスクラッチからごついベース。チョモの中国語に森のタガログ語。ふざけきってるのになんだこのセンスは。

民謡独特のスケールをここまでカッコよくするなんて。
(森さんハーフらしい)


字幕オンにして見てください。概要欄の一言が、シティポップに染まった人たちの右頬をぶち抜いてくれます。コメントのパチモス草wwwに草

岡崎体育しかり、こういう風刺というか皮肉は好きです。




こんなん笑うに決まってるやろwwwwwもうwwww








「くそふざけてるのにこんなにカッコいい...!!!」 

「ホルモンのカバーの時からのノリそのままに二人共めちゃくちゃ上手くなってる!!」


迷わずツイッターでチョモランマさんにDMを送ってCDとステッカーを買った。


画像1



これがその時の画像だ。


なんともDIYを感じるだろ????手作業で送ってきて、おまけにメッセージまで。



この時生まれて初めて新譜が楽しみなアーテイストができた。

SoCo、NUFAN、Implants、きのこ帝国も活動していない中、ようやくだ。





ふと全曲フルで聴いて思った。


「これ本当にレーベルとの契約もなしで、自分たちで打ち込んで歌ってミックスしてんの???やばくね????まじ???」


全曲完成度が高い。全曲ふざけてる。全曲カッコいい。なにこれ意味わかんね。


なんでこのタイミングで、どんぐりずについて書こうかと思ったかと言うと、1stアルバムもストリーミング解禁してくれて、2ndとの違いが如実に現れていて感動したからだ。



1stアルバムを、たかが高校生バンドの音源と思って聴くなかれ。パンク感ゴリ押しのサウンドがなんともキュンとする。メロコア少年だった僕にはドストライクだったのだ(相変わらず歌詞はふざけているけど)

((((そう考えるとスペサンのMisakiが17歳であの曲ってやべぇな)))



現在のサウンドの萌芽が見られる曲が、いくつか見られて、聴いていて思わずにやけてしまった。


1stアルバムはベースもライン弾きメインだったが、2ndアルバムでガラッと変わる。リズム隊の深さが圧倒的に異なり、かつギターを前面に押し出していたバンドライクなサウンドから、効果的にカッティングを多用するようになった。

ツイッター見てるとここら辺はおそらくチョモランマさんのテクニックだろう。一人MOROHAや、謎の変拍子リフを涼しい顔して弾くのを見てると、納得せざるを得ない。





2ndアルバムの中で一番好きな曲がこれだ。


唯一このアルバムの中でバンドライクな曲。

Killswich Engageもびっくりのイントロから、シャウトの入り、サビはLostProphetsをも凌駕する。

そしてブレイクダウンへ....

歌詞はもブレイクダウンの合いの手もふざけてる...のに....

そこらへんの、いわゆる「ラウドロック」ってやつを何年もやってきた人たちの曲が霞んでしまうサウンド面でも完成度。




そして1stアルバムのこの曲

これも十分かっこいいのだ。途中から入る英詞にゾワっとした。なぜか知らないけど、初めてELLEGARDENを聴いた時と同じ感動を覚えた。



これを聴いた時、どんくりずの進化に驚いた。


1stアルバム、高校生が作った音源ですらカッコイイのに...。2ndアルバムの素晴らしさの所以を知ることができた。




お正月から謹賀新年への進化は、ぜひイヤホンでじっくり聴いてほしい。


度肝抜かれるぜ???








実は1曲だけ2ndアルバムに真面目な曲がある。


ぜひMVと一緒に聴いてほしい。


彼らが2ndアルバムを出すまでに、いろいろなことがあったであろうと思わせる曲。


初期のMVをみると彼ら以外にもメンバーがいた。


Youtubeへのアップも間が空いている時期もある。



プレハブ小屋に自作で防音シートを貼り、ベッドや機材を置いて音源制作を進める現在の姿を見ていると、僕たちリスナーはどんぐりずの『こっから』に期待せざるを得ないのだ。

音楽は自由だと教えてくれた気がする。ふざけた意味で。



ちなみにCDにだけ、こっからは14分もあるんだよね。なんでかって?おしえなーーーーーいwww 




ストリーミングが開始されて、いろんな人が彼らの楽曲を聴くことになるだろう。ただ忘れて欲しくないのは


「俺、歌詞カード持ってるしwwwうぇーーいwwwwwステッカーも持ってるしwwww」


彼らの公式ホームページです。ステッカーやCDもここから買えます。

森さん、チョモランマさんのツイッターは面白いのでぜひチェックして見てください。

あとインスタも結構あげてるので要チェックや!



これからのどんぐりずの活躍に目が離せないぜ!!






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