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【tips】Works言語化能力の必要性と高め方

先日はWebデザイナーがチームで仕事を進める時に役立つと実感したツールを紹介しました。今回は案件を進める上で不可欠だと痛感したと言う「言語化力」スキルについて語ります。

言語化の必要性

ビジネスにおいても、日常生活においても、言語化と可視化の重要性を感じることが多いです。私が所属するデザインチームでも、よく話題にあがります。なぜこのデザインなのか、誰が聞いても分かる言葉で説明できなければなりません。クライアントと認識を共有することは、同じゴールにたどり着くためにも、必要不可欠です。

デザインチームでは言語化を常に意識していますが、これはデザイン業務だけではなく、Web制作のすべての工程で必要なスキルだと感じます。

例えば…
● アサインされたプロジェクトの進捗状況
● プロジェクトの課題管理
● クライアントとの打ち合わせ内容
● 伝えたいことが分かりやすくまとまった資料

これらの情報は、個人の頭の中にあるのではなく、プロジェクトのメンバーに共有すべき情報です。

この情報まだ知らなかった?このやり取りは、過去にすでに解決してるよ。提出された資料、ここはどういう意味だろう?打ち合わせ内容のクライアントとの確認。作業に追われると、チームメンバーへの情報共有などが後回しになることが多々あります。タスクが多いときこそ、あえて情報共有の時間を作ることで、結果他の業務もスムーズに進むということもあると感じます。

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言語化のプロセスと効果

頭の中で考えていることをよく観察・整理し、共感してもらえる言葉で、分かりやすく相手に伝える、この一連の流れを言語化と言います。思考を掘り下げ明確にして、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」(5W1H)を使って言語化すると、正しく整理し、相手に伝えることができます。

言語化することで状況を可視化することができ、様々な状況・物事を客観的に捉えることができるようになります。自分自身の考えもまとまると同時に、矛盾点や不明点などに気がつくこともあります。チーム内でのスムーズな情報共有には欠かせないと思います。

コミュニケーションを円滑に行うためにも、チームで高いパフォーマンスのお仕事をするためにも、言語化は必要不可欠です。また、オフラインでの業務が増えている昨今、うまく意図を伝えられないと、誤解やトラブルの原因にもなりかねません。そうならないために、常に相手の立場にたった、想像力をもったコミュニケーションを心がける必要があります。

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言語化能力を鍛えるための方法

さて、ビジネススキルとしても持っておきたい言語化能力。どうやって鍛えていけばいいか、調べてみました。

● 言いたいことを図示する
● メモする
● 人に説明する
● ブログ、noteなどに考えたことを書く
● 読書をする

毎日少しずつ、続けていけそうなことばかりですね!習慣化しているものも多いのではないでしょうか。言語化して情報共有するという意識を持つとともに、言語化能力を鍛えて、より良い環境で2021年度をスタートしていきたいです!

参考記事

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