2019秋旅日記 〜エクスアンプロヴァンス編 7 安東量子 2019年11月13日 00:57 セザンヌが繰り返し描いたことによってとても有名になったエクスアンプロバンスの山。ホテルのテラスから。尖塔が見えるのが教会。ローマ時代からあって、元あった建物を壊すことなく、時代によって増築してきたため、この建物ひとつで時代の変遷を辿ることができるとのこと。町全体がそんな感じ。 近代化に際して、工場を町の中に作ることを拒否したため、中世の頃のままの町並みが保たれている。道路が狭く入り組んでいるのに車も通る者だから大変。 エクスアンプロバンスは近世まではフランス王国とは違う国で、言語も独自のものを持っているとのこと。近郊のマルセイユとは仲が悪かったという。町の中にも中世の頃からずっと住み続けている一族もいるそうで、歴史が古いところは人間関係がめんどくさいのは日本と同じなのかもしれない。イタリアに比べてもはるかに古い町並みがよい状態で保たれているとフィンランド人のコメント。 エクスアンプロヴァンスの「aix」は水を意味するそう。豊富な水と温泉も出るらしく、近代医学が主流になる前は水による治療が行えることで遠方から来る人がいたそう。 #旅 #フランス #エクスアンプロヴァンス 7 気に入られましたら、サポートをお願いします。 サポート