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メニュー開発の歴史②

2022年9月11日


前回は、創業「神田店」でのメニュー開発について書きましたので、今日はその続き2号店「東池袋店」から紹介します。

2011年1月
オープン直後のメニューラインナップはこちら!

・トマト
・ハヤシ
・トマトハヤシ
の3種類に、それぞれの「チーズ入り」がありますね。
神田店ではオプションだった「ハーフ&ハーフ」をメニュー化しました。
(※本当に最初は、「きのこクリーム」もありませんでした)
ライスのサイズ違いがあるだけで、トッピングも無いかなりシンプルな構成です。

トマトは690円と、神田店より安く設定。
「気軽に入れるように」という想いから、最低価格をギリギリ600円台に設定しました。
当初はスープなしでピクルス付きでした。

この店から、「券売機」が登場しています。
実は創業の神田店は、レジだったんですね。(スペースと立地の問題)
そのため神田店のランチタイムは4人体制で営業していたのですが、東池袋店で券売機を導入したことにより、生産性が高まって3人で営業できるようになりました。

当時のオムライスの見た目は↓こんな感じ。

お皿が平皿から今の深皿に変わっています。
神田店に比べてテーブルが狭かったため、お皿のサイズを小さく・深くすることで同じ量を入れられる深皿に変更したのです。
まだロゴは入っていません。

その後、東日本大震災や神田店の閉店を経て、徐々にメニューを増やしていきまして、、
1年後の2012年には、↓このようなラインナップに。

きのこクリームがレギュラー化し、それぞれのハーフ&ハーフも登場しています。

【オムライス】
・トマトキノコ
・ハヤシキノコ
・季節オム
【トッピング】
・たまご2倍
・ソーセージ
・ハンバーグ
などが新たに追加されました。

この時点で、かなり現在のラインナップの原型が作られていますね。
ハヤシ&キノコは今でも上位人気メニューです。

トッピングのハンバーグは、神田店のディナー人気メニューから持ってきて、定番のソーセージも追加。

また当時は、今の「大盛(380g)」を「中盛」と呼んでいて、「特盛(500g)」→「大盛」となっていました。
その後、「中盛が分かりにくい」という声があったことから、現在の「大盛」→「特盛」の形になりました。

このメニュー構成はスタンダードとなり、その後かなり長く続きます。
※2015年の秋葉原店オープン前後まで

続く。

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