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子育てを通じて教育を学ぶ

起業への思い

突然ですがこの度、会社を設立することになりました。
今、アメリカに住んでいることから、日米の教育のどちらをメインで習得させるか悩んでおり、自分が日本に帰る可能性も含めて子どもにはどちらがフィットしているのかなど、複合的に考える機会が増えました。
その過程で、日本の教育についても補習校では一応習っていますが、どんなことを行っているのか、何が優れていて何が足りていないのかを調べるきっかけにもなり、ある結論に至ったことが今回、起業するきっかけになりました。

結論は下記の通りです。

日本に帰国することが見えているときは、日本の教育をベースにしたほうがいい。海外に長期で滞在する可能性が高い場合は現地校の方がよい

でした。もちろん子どもの特性や、バックグラウンドは様々ですので、一概には言えないことを前提としています。うちも長女と長男ではちょっと事情も違うかなと思っている次第ですし。
傾向として、と聞いていただけるとありがたいです。理由はいくつかあるのですが、主に2点。

  1. 日米の教育の差は英語教育と算数(Math)、そして情操教育にありですが、結論的に日本の算数を捨てるのは本当にもったいない。

  2. 日本在住者の場合、日本で教育を受けた内容が後々海外へのアピールポイントになる可能性が高い。

細かい内容はまた、連載として掲載させていただきますが、皆さんが思っているより日本の教育は質が高いです。この内容の教育を無償で受けられるというのは、非常に大きなメリットですので、手放さない方がいいかな、とは思います。

ただし、我が家は長期滞在を見据えて現地の教育を優先させました。従いまして、日本の教育は「お金を払って」「親が全面的に学習サポートを行って」学ばせることになります。
これが結構大変。

長期滞在の海外在住者の方へのメッセージとしては、現地に溶け込まないと子どもが狭い世界で生きていかなければいけなくなる、ということがネックになります。
子どもは別に勉強だけをやってればいいわけではありません。友達との交流や社会とのつながりなども経験していかなければいけないのですが、
日本の教育を優先するということは、日本人社会が準備した非常に守られた狭い世界でしか生きていけなくなるリスクを抱えてしまうので、
コストをかけてでも、現地の学校に入り現地の習い事をしたり、バイトを経験したりすることをお勧めします。

英語には語彙力も必要

ここで話を元に戻します。
日本の子どもたちは高い質の教育を受けることができるのですが、英語とアイデンティティ教育は、海外を取り入れてもよいのでは?と思ったことが起業のきっかけでした。
日本の英語教育、学問としては質が高いとは思いますが、実践的ではあまりないなと調べていて思いました。
もっと言ってしまうと、ガチガチなんですよね。
日本語教育はたくさん本を読ませるのに、英語教育は会話ばかり固執していて、本を読むことはしない。
でも、いきなり入試で文章を読んで読解力を要求したりしてくるわけです。
読解力は、日本語だろうが英語だろうが、読書、ですよ。

読書をすることで言葉の数と質が向上して、シチュエーションに合わせた言葉選びができるようになります。
会話はあくまでもアウトプットの形であって、その前にインプットがないといけないわけです。
それが、単語帳とのにらめっこ、になるのは最後でよいのではないでしょうか。
小学生のうちは、歌や本を読んで、こういう場面ではこんな単語を使うのか、ということを知ることが大切です。

そして、日本で別にそんなプログラムを構築する必要はまるでなくて、英語圏の教育をそのまま受けてしまえばいいのです。その発想はまるまるインターナショナルスクールへの通学になるのでしょうが、
それは、すなわち日本の教育より海外の教育を優先することと同義で、本当にもったいない。
そう思いましたので、日本でもアメリカの英語教育だけ受けることができるように、情報提供や家庭学習のサポートを私の会社で行っていきたいと思います。

現在、HPや学習フローを構築しており、近日中にリリースしたいと思いますのでまた、こちらでも告知させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします!

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