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考える葉っぱ

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記事一覧

52. 言葉の力で運命が変わる

 文は体を表す、と言われる。文章には書き手の性格や考え方、教養まで滲み出る。人間の有り様…

49. 脳は心の影響を受けやすい感傷的な場所

 普段ほとんどテレビを見ない。BS放送「いもたこなんきん」(田辺聖子の半生を描いた朝ドラ)…

25. 書きたいことと書いてしまうことの距離はどれくらいですか

朝の散策に絶好の天気がつづいている。ご近所をぐるっと15分ほど歩くだけでも、昨日には気づか…

22. 小説を書き始めてどういう景色が見えてきたのか。  (後編)

なぜ、小説を書いてみたくなったのだろう。いえ、書き始めてしまったのだろう。自信などひとか…

21. わたしが小説を書き始めた理由は?(前編)

なぜ、小説を書いてみたくなったのだろう。いえ、書いてしまったのだろう。自信などひとかけら…

17. いつの時代にも瑞々しい切り口を見つけたい。創作現場の舞台裏から①

※ たまには人の役にたつものを書いてみようか、と思いました。ごめんなさい。人への指南はあ…

16.ワクチン狂想曲

時々。ある日の一日を閉じ込めておきたいと思うことがあります。その時間、思い、妄想はその時だけのもの。あとで思い出し、のぞいてみようとしても、時間もかたちも少しずつ歪み、違うものに味付けされてしまうものだから、です。ですからこれは、2021年8月最終週の、日記であると。そう思って読み進めていただければ幸いです。 ファイザー製のコロナワクチンを接種するために、家から10分ほどの病院まで歩いて行く。待合のロビーでは、小川洋子さんの「ドミトリイ」という短編を広げていて、とても大切な