andCURRY日誌➖20240801
書きかけのままの記事があるのはまだいい方だ。
大抵は頭の中で留まる。
行き場のなくなったわたしの想いが溜まって、燻る。
何かを書いたとして、誰が読むのだろう・・・
面白いことを書かなくては・・・
ちゃんとした文章を書くには時間がない・・・
いろんな言い訳にがんじがらめになっていた・・・
そんなわたしを見かねて、夫が毎日書けよと脅してきた。(いい意味で)
なので毎日少しだけ日記を書いていこうと思う。
今日は朝から夫と喧嘩し、娘のいっちゃんには腕を噛まれ爽やかとは言い難い1日のスタートとなった。
喧嘩は日常茶飯事だが、噛みつかれたのは初めて。痛い。
キッチンではお子様がたくさん現れた日だった。
もうすぐ2才の男の子は夏野菜とトマトのカレーをパクパク食べていた。ごちそうさまでしたのポーズが可愛かった。
もうすぐ1歳の女の子はお母さんのお腹にいる頃から通ってくれていた。出産入院の当日も、カレーを食べてから病院へ向かい、退院の日もテイクアウトをして行ってくださったお客様。
「カレー食べたかったのよ!」と言って、バブちゃんを抱っこしながら食べている。もちろんおとなしく抱っこされていてはくれないバブちゃん。テーブルの端っこにお皿を置いてスプーンを持つ手を伸ばしながら、懸命に食べるお母様に声にならないエールを送った。
うちの店はお子様大歓迎だ。気軽に来てほしい。
ベビーカーでも入店できるし、一つは必ずお子様でも食べられる辛さのカレーにしてあるので、ぜひ食べてほしい。
カレーとは誰にでも開かれている食べ物であるべきだと思うし、カレーのそういうところがわたしは大好きだから、本当に気兼ねなく、いつでもうちの扉を開けてほしい。
そして今日は本を読んでるお客様もたくさんいた。何を読んでいるか覗きたくなる気持ちに駆られながらも、プライベートに足を踏み込まない主義なのでグッと堪える。
仕事終わりに自転車を飛ばして、蘭鋳へ向かう。
普段はラーメンを食べないわたしであるが、今日は特別。美しい色のチャーシューと、綺麗に折り畳まれる麺たち。ミニマルな輝き。
聞けば14年間営業していた店を立ち退くそうだ。どんな想いだろう?と想像してみる。うちは6周年を迎えたばかりだから、プラス8年か。今でさえたくさんのドラマが詰まっているのだから、あと8年も営業していたら、あふれんばかりの色々で、前が見えなくなりそうだな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?