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ありがとう、さようなら、ユリアン。 ストリートファイター5、ランク停滞脱出記。

 最近、ストリートファイター5にハマっています。僕は、かりん、というステゴロお嬢様キャラをメインに使っています。これは、僕のランク停滞脱出の記録であります。

 僕は少し前、かりんを使いながら、ゴールドとスーパーゴールドの間くらいで停滞していました。連勝を重ねたなー、行けんじゃないの?と思えば、すげえ連敗する、といった様子で、情緒も不安定になっていました。ある日、ユリアンと対戦していると、かなりの体力リード、勝ち確ゥ、と思っていたら、しゃがみ中K、「エイジスリフレクター」
憤怒の炎が立ち上がりました。僕はメインキャラをユリアンにしようと思いました。

 ユリアン講座を見、トレモに籠る。溜めコマンドに四苦八苦しながら、基本コンボ、エイジスのコンボをちょっとだけ携えて、ランクマッチに向かいました。2000ポイントを失いました。あっというまにシルバーです。負け続ける中、こんな言い訳が頭を巡り始めました。「これは本当の実力じゃねえ、かりんだったら負けないけどね?」と。おハズカです。

 僕はなんとかユリアンを使い続けました。ランクはシルバー、スーパーシルバーの間で彷徨っていました。僕はいつの間にかユリアンをやめる理由を考えるようになっていました。そこで1つの名案を思い付いたのです。「今ならボンちゃんのラウンジはいれるじゃん!」僕はプロゲーマーボンちゃんのやっているLP4000以下限定のラウンジのことを思い出したのです。そのラウンジを知ったとき、自分のLPには合致せず、残念に思っていました。しかし、今なら入れる、よし、行こう。これをユリアンのお別れ会としよう。僕は決意しました。

 僕はボンちゃんの配信を心待ちにしました。月曜日が待ち遠しい、レアな経験でした。そして、ついに配信が始まり、ラウンジ募集が始まりました。なかなか入れません。そのうち、だんだん焦ってきました。また来週までユリアン使うのは嫌だ!どうにか入れてくれ!と、祈りながら連打した結果、僕は幸運にもラウンジに入ることができたのです。はじめてのラウンジです。しかもプロゲーマーと。僕は、ハァハァしました。そして、ユリアンは何の見せ場もなく、しれっと退場しました。僕はそのリプレイデータをユリアンの墓標とすることができました。ありがとう、ボンちゃんさん。さようなら、ユリアン。

 僕は意気揚々とかりんを使い始めました。「シルバー帯だからなぁ、勝ちすぎて憎まれちゃうかも」と心配していましたが、杞憂に終わりました。しかし、安定感は増していました。いつの間にか以前のランクを通り越してウルトラゴールドまで来ていました。プラチナいけそうな雰囲気が漂いだしたのです。そうです、僕は強くなっていたのです。ユリアンを使ったことで、相手側から自分のキャラを客観的に見ることができ、理解が深まり、強み、弱みをかなりはっきり認識することができました。ユリアンを使っているとき、かりんと対戦するとかなりしんどくて、そのしんどさは自分がかりんを使う時の信頼度へと変化しました。負けた時、キャラのせいにしなくなりました。もともとあんまりしてなかったけどね!?!?

ありがとう、ユリアン。CAかっこよかったよ。

 

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