Yu

仮面を纏って日々を楽しんでる ただ揺蕩っている者

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苦しみ抜いている過程

5月23日 連日の声優の不倫、方有名女優とその歌手の夫がアナウンサーと不倫報道 世間のゴシップで賑わっていた、 彼もきっといつか自分の番が来るのだろうと怯えているのだろう。彼のSNSが止まる… 私にはわかる 彼の寝息のように嘘つかない 信号が。彼はいつもSNSと共に生きていて、彼の調子が 如実に現れる。 きっと私の仕打ちで怯えているのだろう。 もう指一本からの局所や髪と首筋には触れることは出来ないけどもこうして恐怖で繋がれている。 嬉しい 精神的な支配は私の心の中での大

    • 肌と肌とが触れた時とか、舌を絡めてる時のあの感じ、分かるでしょ。 同じ感覚をまた味わいたくて、深く潜りたくて  ただ溺れたい。そんな心情になれるだけで幸せ。他は何も要らない。 貴方と共に生きている間に、好きな人ができて 好きな人と寝て、好きな人と別れたの。 私卑怯だわ。貴方とこうして同じ布団で寝ている時も彼方遠くにいる人を想っていたの。 刺されても構わない、刺されてもこの世に悔いがないほど好きだった。

      • 指の隙間からお水が零れ落ちるみたいに、 貴方と過ごせる時間がどんどん滴り落ちてしまうことに焦りを感じてしまったのだと思います。 そのせいで、行き過ぎた行動となってしまった 私の幼い心のせいです。赦してください

        • まるで小説の文面を目ですらすらと走らせているように「そこにあったこと」を頭の中では想像できているが、実感がない。 ただ耽って時間が流れ落ちてゆく。

        苦しみ抜いている過程

           ♯

          外は雪で寒いのに、お布団の中はあったかいね。 雪が静かに降り注いでる札幌の部屋の一室で 圭さんは私の耳元で静かに呟いた。 宛もなく呟いたその言葉は、蘭子の耳元から鼓膜を通って首筋をすり抜けて、胸元まで染み入った。 もう梅雨の雨音がする季節なのに、そのたった一言は私の耳元と脳裏で執拗に響いている。 そうゆう圭さんの言葉の一つひとつが私の心に染み入って、蝕んでゆく。 どう考えても言葉がズルい。 オオカミする。 この意味不明な動詞に淡い気持ちを乗せた。 貴方とセックスをしたい

          いたわりのゼラニウム

          また今日も巡る。蘭子は茗荷谷駅を過ぎた辺りから見える生垣の朝顔の蔓をぼんやりと眺めて堂々巡りの続きに更けた。6月の満員電車は湿っていて生温く寒がりな蘭子が一番身悶える季節だ。 祥太とこのまま上手く行けば、11月23日の付き合った記念日に運良く結婚に持ち込みたい。 11月23日、職場で知り合いデートを重ねるうちにお互い意気投合しジリジリと距離を私から詰めていった。 4回目。葛西臨海公園で海デートを楽しんだ後、いよいよ告白されると思ったがなんと、観覧車のてっぺんで彼は蘭子に 寝

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