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45歳で脳卒中を経験したこと#2

日赤の救急外来の受付に着き、確か問診票を書いた記憶があります。

思っていたよりもすんなり呼ばれ、診察室で症状を話した後はあれよあれよと誘導され、検査服に着替えさせられ運ばれました。

看護士さんから「私達がやるので動かないで」と言われ、何もかも寝た状態でその時は訳が分からず言われるまま。

最初にCTを撮った先生からの第一声は、「何ヶ所か脳梗塞を起こしてるみたいでね、このまま二週間の入院になるかな」と。

え?……脳梗塞って何?
って感じでした。

いやいや、言葉は知ってるけれど、私がそれになってるの?
他人事のような感覚で聞いてました。

その後、主治医となる脳神経外科の先生が二人来られて、今までの経過を細かく話し、CT、MRI、血液検査と検査した結果、
動脈解離(どうみゃくかいり)
幾つかの脳梗塞(のうこうそく)
それと高熱もあって髄膜炎(ずいまくえん)
を起こしていると言われました。

「特に動脈解離はここから血管が腫れる可能性があって、くも膜下出血を起こす可能性があるので一ヶ月は絶対安静になります。」とのこと。

言うまでもなく、そのままベットに寝かされたまま救急病棟へ入院することになり、闘病生活が始まりました。

#3 入院につづく…