見出し画像

(メモ)スタートアップと法律

このnoteは,特にこれまでにないような新しいビジネスで起業する際に知っておくと良いかもしれない法律の知識をメモしておくものです。適宜追記予定です。

法律上許されないビジネスは意外に少なくない

そのままですが,法律上許されないビジネスは意外に少なくないです。

「こんなサービスがあったら良いのに,どうして未だないのかな。」

このように感じた際は,法律との関係を気にした方が良いかもしれません。

そのビジネスを行う上で不可欠の要素(一定の行為)が,法律によって禁止されている可能性があります。

一般のドライバーが運転手になるライドシェアサービス(アメリカでのUber)などが,これにあたりますね。

ただ,このあたりのことをあまり気にしすぎると,新しいビジネスをスタートするのが難しくなってしまう問題もあります。

プロモーション活動は意外に規制されている

プロモーション活動は,思った以上に規制されています。

たとえば,メールでの宣伝には迷惑メール防止法の規制がありますし,ファックスでの宣伝には特商法の規制があります。

広告内容についても,景表法の規制などがあります。

ただ,このあたりも,あまり気にしすぎると,新しいビジネスをスタートするのが難しくなってしまう問題があります。

設立手続は自分でできる

会社を設立する手続は,それほど困難なものではないです。

知り合いに専門家がいれば,専門家に任せてしまうのが楽ですが,そうでない場合には,自分でも十分できると思います。

freee会社設立などは,とても便利です。

ただ,最初の資本金の額を低く設定しすぎると,起業後すぐに事業に支障が生じる可能性があるので,その点には注意しましょう。

株を配りすぎてはいけない

起業の際には,少なくないお金が必要になります。

いつか返さないといけない「借金」を避けるために,いろんな人から出資を受けようとする人も少なくないと思います。

気持ちは分かるものの,少額の出資を多くの人からかき集めるのはやめておいた方が良いです。

起業後の経営上の意思決定が困難になるだけではなく,金商法との関係で過度な負担を負わされてしまう可能性があります。

出資者を募る際は慎重に行動する必要があります。

創業者間契約は大事

株を配る人数を抑えた上で,株を配った人とは契約を結んでおきましょう。

残念なことではありますが,いつか仲違いしてしまう可能性はゼロではないです。

仲違いしてしまった場合の最悪の結末は,企業を解散しないといけない事態に陥ってしまうことです。

そのような結末を避けるために,創業者間契約は結んでおく方が良いです。

契約書は大事

起業の際は,典型的な契約書の着眼点は知っておく方が良いです。

典型的な契約書に関する着眼点を理解した上で,取引の際には契約書を作成して一読しておく必要があります。

契約書を作った上で一読しておくことで回避できるリスクは,少なくありません。

ーーーーーーーーー

2021/12/1 追記
ファイナンスに関することをメモしたnoteも書きました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?