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栃渋作り②

メダカの学校は川の中
そっと覗いてみたごらん
そっと覗いてみてごらん

ある筋からの情報によると
メダカの世界においては
学校を作り教育を行うといった
社会構造は無いそうです。
そもそも覗きなんて悪趣味なものに
僕は興味がない。

見るのなら堂々と。
自分の行動に恥じる事無し、
胸を張れ。
そして見ろ。

という事で私が見たのは例のアレです。
ほら、アレですよアレ。
オレだよオレ、オレじゃなくて
栃渋のアレです。
漬けてから3週間経った栃渋の液です。 

不織布で漉します。

臭いがキツイとの事でしたが
全くそんな事はありませんでした。
林とか森とか森林とか林林とか森森とか
木がたくさん生えているところの臭い…
香りといった方がいいのかもしれません。
決して不快なものではなく
むしろ深呼吸をして
肺の奥の奥、そのまた奥まで
吸い込んでしまうくらいのものでした。

どれだけ奥なんだって話ではありますが
肺の奥の血管というものは細いですから
これはもう
令和版 奥の細道
といっても過言ではないのかもしれません。

pHは酸性。
調べてあった情報通りです。

pH3.8

ペットボトルに詰め替えて
柿渋同様に数年寝かせて熟成させます。

その後、2番液を仕込んでいますので
そちらは熟成はせずに
早めに使ってみる予定です。

これ以外にも
まだ殻斗と堅果(要はどんぐりの笠と実ですね)
が残っているので
そちらは煮出して染料とします。

その結果はまた後日。
それまで皆様ごきげんよう。
素敵などんぐりライフをお過ごしください。

(了)

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