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続・全くの素人が彫塑(ちょうそ)で藤井風フィギュアに挑戦する

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全くの素人が挑戦する本格アート。 「まったくの素人が彫塑(ちょうそ)で藤井風フィギュアに挑戦する」の続編です。さらなる美しさとリアルさに挑戦し続けます。着手から完成までの記録。
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#小林私

続・全くの素人が彫塑で藤井風フィギュアに挑戦する<第10回>

「まだ続いてたの! 」 「しかも風さん以外に2人増えてる」 2022年も立春を過ぎ、やっと第10回目の記事です。 義母には、久しぶりにフィギュアを見てもらいました。 もう飽きて放置しているのかと思っていたそう。年末年始をまたぎ、前回から約2ヵ月も間が空いています。無理もないですね。 実は時間が掛かったのには理由があります(と言い訳) まずは企画を 「続・全くの素人が藤井風フィギュアに挑戦する」 から 「えいっと!私に、風が吹く!に挑戦する」 にマイナーチェンジした

続・全くの素人が彫塑で藤井風フィギュアに挑戦する<第9回>

HEATツアーも終盤を迎えた藤井風さん。フィギュアというか、ねんど彫刻とのハイブリッド胸像(造語)も、そろそろ仕上げの段階が近づいてきました。 前回の藤井風フィギュアは、頭部のみを粘土彫塑で作りました。できた頭部を石膏取りしたものに布を貼り、彩色と植毛をしています。胴体部分は布に木綿を詰めて作りました。風さんご愛用のキーボードKORGのGrandStageを作るのも、想像以上に楽しかったような。 布貼りフィギュア(人形)は独特の温かみや柔らかさがあります。ですが、初心者の

続・全くの素人が彫塑で藤井風フィギュアに挑戦する<第8回>

石粉ねんどで作る藤井風胸像に加えて、ひょんなきっかけで手掛け始めた小林私胸像。フィギュアは全身写真から頭身を測り、型紙を起こさなければなりません。まずはお顔を似せて作ることからはじめて、さまざまな制作方法にトライしています。 私さんはアヒル口の写真がよくあるので意識して作ったが… しっかりメイクだと、ずいぶん女性的に 素顔でも中性的で美しい エアブラシの装置を使わず、どこまで着色塗装できるか 頭髪はカツラで風さん胸像と同じ方法で作るにしても、次の課題はお顔の着色塗装

続・全くの素人が彫塑で藤井風フィギュアに挑戦する<第7回>

粘土彫刻も、お顔がだいたい整ってきたので、髪の毛を作ることになりました。前回までは頭髪も粘土で作っていたのですが、風さんの場合、トップ画像のようにかなり動きのあるヘアスタイル。空気を含んだような髪形だと、粘土で表現するのは至難の技です。 やはりフィギュアと同じように植毛にチャレンジすることにしました。いわば彫刻とフィギュアのハイブリッドスタイルです。 石粉ねんどの表面には布地のフィギュアと違い、ボンドとコテを使って直接植毛できません。どうしたものかと色々考えた結果、カツラ