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まくらのえすえぬえす

枕草子ならぬ、まくらのSNS。

春はあけぼの〜で有名な枕草子。
しかし枕っていったいなんぞや?って思ったことありますよね。学生時代はわたしもずっと思ってました。

作者の清少納言が、仕えていた一条天皇の后から何も書かれていない冊子を見せられ、これに何を書けばいいかしら?と問われた時、

枕元にいつもこの冊子を置いて、その日に気が付いたこと、感じたことを書き留めておくとよいのでは?

と答えたそうです。

それを聞いた后は、それならばあなたに、とこの冊子を清少納言に贈ったそう。それが枕草子のはじまりだったそうですよ。

わたしの場合、文明の賜物SNSが冊子のかわり。
とりとめもなく湧いてくる思いや気づきを、筆ではなく指でポチポチとしたためているわけです。

どうでもいいようなこと、書き留めてます。
SNSの使いかた、これでいいのかわかりません笑

あとで見返したら笑っちゃうような、赤面しちゃうようなこともたくさん。

でも、その時に自分が感じていたことを見返すのも、おもしろいものですね。

今夜も枕草子ならぬ、まくらのSNS。
誰に見られなくても誰が見てても、息するように書くことで、わたしはわたしでいられるのです。

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