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復興の日本人論 川口マーン恵美

巨額の賠償金による住民の「分断」
ドイツでは考えられない東電の謝罪方式
事実とはほど遠い風評

福島の不幸を喧伝するメディア
報道よりもずっと先を行く福島
ドイツ再エネへの勘違い…

  福島第一原発の一号機が水素爆発し、家に戻れない「帰宅困難区域」の方は、賠償の面から言うと、最高ランクの額がもらえる。
 その額は一世帯で一億円超えることもある。
もちろん全世帯ではない。

  「全世帯ではない」がために賠償金格差を生む。
「なぜうちにもう少し放射能が飛んでこなかったのか」
「放射能が飛んでくればよかった」

 冗談というより強い憤りに代わり、住民間や親戚で深い亀裂を起こしている。

 郡山駅のすぐそばの、大きい2つのパチンコやスロットの駐車場は満杯で、毎週のように子供を連れてディズニーランドに行く人もいる。

 被災者に対する説明会とか、お年寄りの葬式には、外車や高級車がズラリと並ぶ。
 住民税、健康保険も無料。診療の際の個人負担もなし。NHKの受信料も、子弟の学費、大学の学費も免除、もちろん仮設住宅も無料、復興住宅のほうは所得に応じて家賃が発生するが、損害賠償や慰謝料は所得として計上されないので、収入の少ない人は大半がタダ同然。

  乗降地のどとらかか福島県内であれば、高速料金は無料。
日本国内どこまでいってもタダ。

 家の購入も、移住を余儀なくされた人たちは、ほかの土地に、元の家に見合った代替えの家を買うと、それを東電が払ってくれる。
 領収書さえ出せば、東電はい週間以内に全額払ってくれる。

 買った家を、即売ってもいい。
同じ値段で売って現金化して、小さい家に住みなおして、差額を貯金すればいいのだ。
 自由自在だ。

 原発被災者が朝から寿司を食べている。
病院に行けばいつも混んでいる。

 仲間内では「東電宝くじ」と言うらしい。 

 2017年までに支払われた損害倍料金は7兆5千万円。
それは国見負担。

 政府は国債を売り、そのお金を無利子で「交付」している。
東電は将来この交付金を全額返済するとしても、それまでに発生するであろう一千億円以上に上る利息の支払いは国が負担している。
 つまり国民の税金。

 そして電力会社が負担する特別負担金は、電気代に乗っている。


 これは羨ましいというしかないですね。

 ラジウムは1898年にキュリー夫人が発見した元素のひとつ。
強い放射能を持ち、医療や理化学の研究のも用いられる。半減期は1600年。

 日本中のあちこちの岩石には、ラジウムが多かれ少なかれ含まれている。
そしてそこからじわじわ放射性のラドンガスが出る、それが溶け込んだのがラドン泉。

 ラドンの名泉として有名なのは、山梨の増富温泉、新潟の栃尾温泉、鳥取の三朝温泉、全国からその効用を聞きつけた多くの湯治客を集う。

 病気が快方に向かったという数多くの声を聴く。

 福島では何年もかけて、すごい手間とお金をかけて放射のを除染しているのに、同じ福島の、それも、目と鼻の先の三春温泉は高い放射線量を堂々と誇り、放射能入りの水を皆飲んでいる。

 人工の放射線と自然の放射線は違うんだ!!
と言う人もいるが、専門家に言わせれば、その主張自体がナンセンス。

 自然物か人工物か全く関係ない。
カリウム40もセシウムもよほど大量に取り込まない限り、健康被害はないそうだ。

 知らなかった・・・・・。

  昔はじゃがいもは置いておくと直ぐ芽が出たが、今は発芽しないものが多い。
 放射線で処理しているからだ、減菌、殺虫、成熟遅延、色々な作物に強い放射線をあてている。
 人間が浴びたらたちまち死んでしまうような大きな放射線量だが、安全は十分に確認されているので、誰も文句は言わない。

 これは明らかにマスコミによる印象操作だったのだ。
放射能と放射線の違いもよくわからないし、年間何ミリシーベルトが安全かもわからないのに、大騒ぎする。

 放射能と放射線の違い
「放射線」は、放射性物質から放出される粒子や電磁波のことです。 放射線を出す能力を「放射能」、放射線を出す物を「放射性物質」といいます


 この本は原発の危険性を説いているのと同時に、原発の必要性と安全性も説いている。

 日本の経済の発展のために電気は重要事項であり、現在眠っている原発を動かす事は必要なことだ。
 反対する人は、本当に太陽光や風の吹かない風力発電で、安定した電気が供給できると本気で思っているのだろうか?

 雨が降ったり曇ったり雪が降ったり、砂がついり、草がおおい茂る太陽光パネル。
 台風で飛んでいく、触ったら感電するので片づけることもできない。
そもそも解体する時でる有毒物質の分別にいくらかかるのか。

 ただてお金をや物を貰う人のことを
    乞食という。

  つまりは、そういうことだ。

 この本はおすすめです。

 

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