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第三次世界大戦はもう始まっている エマニュエル・トッド

ロシアによるウクライナ侵攻を受けての緊急出版。
戦争を仕掛けたのは、プーチンでなく、米国とNATOだ。
「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて
、東欧全体を支配しようとしている。
ウクライナで終わりではない.。
 ウクライナは正式にはNATOに加盟していないが、
ロシアの侵攻が始まる前の段階で、

ウクライナは「NATOの〝事実上〟の加盟国」になっていた。
米英が、高性能の兵器を大量に送り、軍事顧問団も派遣して、
ウクライナを「武装化」していたからだ。

現在、ロシア軍の攻勢を止めるほどの力を見せているのは、
米英によって効果的に増強されていたからだ。


 第三次世界大戦は始まっている。
戦争を仕掛けたのはアメリカとイギリスだった。

 ロシアが戦争を仕掛けたのはウクライナではなく
NATOあった。

 巻き添えをくらった、ドイツ、フランスは
まさか戦争が起こるとは予想外であった。

 つまりロシアの天然ガスを購入している
ヨーロッパはロシアの戦争に出資している
 そしてNATOはウクライナに武器提供を
無償でしている。

 この戦争に終わりはあるのか?

 そしてそもそもウクライナは国家として
存在していなかった。

 ウクライナはどちらかというと無政府国家で
あったのだ。
 ウクライナ人は
「アメリカやイギリスが守ってくれる」と
思っていたので戦争が始まって驚いたはず。

 NATOのレッドラインをウクライナまで東に
移動させ、ウクライナ人を人間の盾にした。

 これはまさしく米英の裏切り。

 この戦争を仕掛けたのがアメリカなら
目的はなんだったのか?

 それは、ウクライナをNATOの加盟国とし
ロシアをアメリカに対抗できない従属的な
地位に追いやること。

 それに対してロシアの目的は
アメリカの目論見を阻止し
アメリカに対抗しうる大国としての
地位を維持すること。

 結局のところずっとプロレスをしていた
冷戦時代の頃が・・・・・
ソ連とアメリカの時代が一番平和だったのだ。

 最も高い自殺率は、金利生活者。

 金利生活者とは、配当収入で暮らす人々。

  低所得者の労働階級は自殺率が低い。
経済的要因で全てが説明できるわけではない。

 幸せとはなんなのだろう?

 人間はなにをるればいいかわからない時
戦争へ逃げる。

 この戦争から直接利益を得るのはアメリカだ。
アメリカはこれを機に液化天然ガスを欧州に
売ろうとしている。

 武器やお金をウクライナに支援するのは
戦争を長期化させることになる。
 戦争が長引けばウクライナ人もロシア人も
多くの人が死ぬ。

 どちらかが勝利しても人口は減少し
国が疲弊することは同じだ。

 何が正しいのか私にはわからない。

 出来れば、未来に選択肢を残せれば
いいのにな。
 この本はおすすめです。



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