今思えばアレは軽躁状態だったかも?な色んなコト

以前、もしかしたら「うつの症状だったかも」と思ったアレコレについてnoteに書いた。

今回のnoteでは、あれってもしかして軽躁状態だったのかな……?と思うことについて書くことにする。
なお、主治医に確認したわけではないため、正確性という点では保証ができないことにご留意いただきたい。

①急にお風呂上がりのような爽やか感がやってくる

双極性障害Ⅱ型の人(私)は、一般的にⅠ型の方に比べて躁状態の度合いが顕著ではないので軽躁が発見されにくいという話をよく聞く。

わたしの中での軽躁状態は上記のような表現になる。うつうつと塞ぎ込んだり、誰かに対する不満が高まったあと、ある時急に「ふわっ」とテンションが上がり、「なんかどうでもいいや〜!!ポテチ食べよ〜!!!」とか思い、なんでもないことでカラカラ笑ったりする。

そのスイッチが入る瞬間が自分でもよく分からないけど、気分は良くなるので別に困ってないのだ。ただ、周りからは私の変わりように戸惑いの目線を向けられることはしばしばあったので、周りの人は困っていたかもしれない。ごめん。

②ブームが来て一瞬で去り、プチ借金が残る

私の場合、分かりやすいのが本をめっちゃ買うという行動だ。その時々で、ワーッ!面白そうな本がある!とか、気になってた本が中古で安く売ってる!もう在庫がなくなるかもしれない!!買ったれ買ったれ〜!!となり、止まらなくなる。

最高の購入記録は一度に27冊である。このときは中古の本を買い漁るという妙な冷静さを発揮し、金額としては7000円程度に収まったのだが、もっと冷静に考えれば一度に27冊買わなくてよいのだ。

こういう時は大抵「お風呂さわやか状態」「まあこれくらないならいけるっしょモード」になっており、それが1ヶ月くらい続きプチ?散財を繰り返すので、結果としてその月の支払いが苦しくなる。

支払いが来る頃には落ち着いているので、毎回「なんで私は……」と反省モードになるものの、また無敵モードが来ると何かしらを買っちゃう、ということの繰り返しをしてきた。

なお、私はADHDも診断されており、そのための薬も飲んでいる。上記の行動は、当初はADHDの衝動性の高さによるものかな〜と思っていたが、のちに双極性障害と診断されて躁を抑える薬を飲むようになってから、明らかに買う時の「あれもこれも買っちゃえ〜!!」の気持ちの度合いが低くなり、カートに入れた商品を戻すということができるようになった。

③Twitterに連投する

急にTwitterのTLを覆い尽くす人、あなたの周りにいませんか。あれ、私です。
思考の奔流に振り回される+呟くことによるネガティブな結果が想像できず、なんでも呟きまくる。

④2年くらいのスパンでコミュニティから離脱する

この前、自分のこれまでのライフイベントと気分の上がり下がりを振り返ることをしてみたのだが、大体2年くらいのスパンで交流関係が入れ替わっていることに気づいた。

もちろん、関係性は流動的なものなので、「まあそんなものじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれないのだが、毎回同じようなパターンでコミュニティに入り、離脱しているのである。それは何か。

軽躁状態の私(割とポジティブ、あんま悩まない、他の人に声をかけることに躊躇がない、誰かのためになんかしてあげたい)がイエーイ!!!と動いてまあまあ色んな人たちと関係性を築く→浮ついたテンションのまま関わり続けたり、相手に過剰なエネルギーを向けることで微妙な軋轢が生じてくる→「イエーイ!!!」が「ハア???」になってくる(怒りっぽくなり相手への不満が溜まってくる)→自分ほんとダメだな……何やってたんだろ……→コミュニティ離脱

という流れである。改めて書いてみると暴風雨のようだ。

躁を抑える薬を飲むようになってから人と関わるなかで感じたことは、「会話ってそんなに劇的なものじゃなくていいんだ!」「オチもなんもない何気ない話を出来るのって関係性を長く築くうえで大切なんだな〜」ということである。

別に人をウケさせなくていいし、ウケなくてもいいんだ、フラットなやりとりってこんな感じなのかな?と、ある種の平凡さというか、静かさがある関係性を受け入れつつある。

以上の行動、全てを軽躁のせいと言ってしまうことにはためらいがあるものの、今まで自分の性格マジなんなの、と思っていた部分が、お薬を飲むなかでストンと落ち着く感覚があったのも事実だし、「あ、これもしかして軽躁かも?」とちょっと立ち止まる余裕が出てきたのも実感としてある。「ほーん」と流し見程度に参考にしていただければ幸いである。

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