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旅とエクササイズ:遥かなるストレッチチューブ

「旅する」とは、多くの場面で「歩くこと」と結びつきます。例えば、初めて訪れた街では、隅々までその街を見て回りたいという気持ちに駆られます。または、観光マップに載るような主要な見所(神社仏閣、おしゃれなショッピング通り)を巡るだけでも、相当な距離を移動することになります。多くの方が、そのような歩行距離を想定して歩きやすい、履き慣れた靴を旅には選ばれるように思います。

あるいは、空港や鉄道の駅で、飛行機や列車など乗り物が、1−2時間遅延してしまうこともあります。個人的に経験があるのは、ベルギーからドイツに向かう列車の旅の途中、乗車していた鈍行列車が電気系統の故障のため、それ以上先へは進めなくなったことがあります。1時間ほど、後続の最新の国際特急列車タリスが来るまで、乗客全員が、辺鄙な山奥の無人駅で待つこととなりました。

結果としては、列車運行に関する異常事態であったので、その特急列車の切符がなくても、搭乗を許されて無事に目的地までたどり着けたのでした。

ただ、いつ後続列車が救援に来てくれるのか、あるいは本当に来るのか、実際にその列車が到着するまで確証はなく、多くの乗客が不安な気持ちを抱えていたと思います。アラーの神にお祈りをするもの、同伴者と社交ダンスのステップを踏み、突然の空白の時間を少しでも陽気に過ごそうとするもの。あるいは柱を背もたれとして床に座り、持参した本を読み始めるもの。

私はそのとき、不安と緊張で硬くなった身体をリラックスさせようと、柔軟体操を始めました。そんな予期せぬハプニングを今振り返ってみて、あの時下記にご紹介するストレッチチューブがあれば、どれだけよかったかと。

これあれば、より効果的なストレッチエキササイズが、世界中どこでも始められます。旅行中はよく歩くので、下半身のトレーニングは十分行えます。しかし、腕立て伏せ、腹筋、スクワットなどの自重トレーニングに加えて、このストレッチチューブで一歩進んだ上半身のストレッチ運動を行えれば、大変な運動リラックス効果が期待できます。

宿泊先の空いたスペースで、このチューブを使い、時間をかけて柔軟体操や、ゴムの反発を利用した簡単な筋トレもできます。毎日30分行えば、体温も上がり免疫力も活性化します。何より旅の中で蓄積する疲労の回復にも繋がります。重さも120gと軽量で、旅の荷物の中にも組み込みやすい。

このチューブには、さらになる裏技が、隠されています。。。。

決して大きな声では言えませんが、それは飛行機のエコノミー席で、快適に過ごせる「足ハンモック」の代用ができるのです!工夫が少しだけ必要ですが、エコノミー席周辺で、座席テーブルのどこかに上手くこのストレッチチューブを引っ掛ける安定した部分を発見します。そして自分の足を上手くチューブの輪に掛けられるようにします。こうすると、下記の機内用足ハンモック製品のように、リクライニングに近い姿勢でエコノミー席を満喫することができます。ただ日系航空会社の機内では、この製品の使用は禁止されているそうです。ただレガシー系外資航空会社やLCCで、個人的に注意を受けたことはありません。

おや、機内用ハンモックをAmazonで探していたら、下記のような素晴らしい商品を偶然に見つけてしまいました。まさにセレンディピティ(serendipity)の発生です。これは、個人的にも使用したいと思います。口コミ欄の中では、自動車の後部座席で使用して、大変効果的で、長いドライブ時間でも快適に過ごせたとあります。品質も高いようで、空気漏れの心配もなさそうです。是非一度、ご覧ください。


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