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と言うわけで、早速大河について書くのである。 島津久光について、西郷の敵役として必要以上に愚物として描かれていると脚本、演出を非難する声が続出していますが、私はちっともそのようには思わない。 むしろ作家にこんなに愛されちゃって、と思っている。 実兄・斉彬に憧れる弟キャラ、両親からの愛情を素直に受け取る良い息子、しかし家臣にはぞんざいな態度を取る政治力を全く持とうとしないアホボンとしての姿と共に、危機に備えて資料を探しにきたり、私欲にとらわれず、瀕死の兄に尽くそうとする善