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イノベーションの極意 高岡浩三さんが指南 アンカー神戸デジタルコンテンツプロデューサー

 ネスレ日本の前社長でアンカー神戸デジタルコンテンツプロデューサーを務める高岡浩三さんの特別セミナーが開かれました。ビジネスを成長させるために何が必要かー。会場に詰め掛けた約30人からは質問が相次ぎ、高岡さんも身を乗り出して答えるなど、熱気のこもったイベントが展開されました。


 高岡さんは、アンカー神戸がオープンして以来、デジタルコンテンツプロデューサーを務めていただき、これまでオンラインサロンや高岡イノベーション道場アンカー神戸講座の提供を受けてきました。今回のセミナーは、2022年9月からスタートした同アンカー神戸講座のしめくくり講座として企画しました。
9月以降、高岡イノベーション道場のアーカイブを聞きながら、「高岡師範」の教授を受けた参加者たちは、ビジネスやイノベーションに関する問いを次々に投げかけました。
「顧客が認識していない問題、諦めている問題を解決することがイノベーション、です」
「日本の常識は世界の非常識。世界企業の中で自然にダイバーシティ思考を身に付けた」。
「ネスレ本社とのやりとりで、通常では聞かれない問題を考える癖がついた。考え抜くこと」
「スモールトライを続け、イノベーションにつなげる」
会場とのやりとりで高岡節は最高潮に。「もう少しやりましょう」と高岡さんもノリノリになり、予定時間を超えて展開されました。

高岡さんとは今後も定期的に、コンテンツを企画、開催していきます。乞うご期待!
(2023・03・20 アンカー神戸GM:篠原)
高岡 浩三(たかおか・こうぞう)  神戸大経営学部卒。1983年、ネスレ日本入社。麦芽飲料「ミロ」やコーヒークリーマー「ブライト」などのブランドマネジャーを経て2005年、当時は子会社だった「キットカット」製造販売部門の社長。10年、ネスレ日本社長。デフレ下の国内市場だけを相手に、20年3月の退任まで売上高と営業利益を伸ばし続けた。17年、事業プロデュース会社「ケイアンドカンパニー」設立。21年、アンカー神戸のデジタルコンテンツプロデューサーに就任。大阪府出身、兵庫県在住。著書は「ゲームのルールを変えろ」(ダイヤモンド社)、フィリップ・コトラー氏との共著「マーケティングのすゝめ」(中公新書ラクレ)、「世界基準の働き方」(PHP研究所)など多数。

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