アンブレ

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IRIAMで配信活動をしています 活動者名は「レッサーパンダのアンブレ」です リンク一覧は↓から https://lit.link/anbure

最近の記事

女神転生二次創作(シルキーと青年)

~アパート~  フライパンで焼かれる食材の音、小気味のいい衣擦れの音。  まどろみの中で聞こえてきたその音には安らぎを覚える。ほんの少し目蓋を開けるとまぶしい光が視界を包み込み布団をかぶって再びまどろみの中に沈んでいく。 「うーん、あ~」  窓から差し込む日差しが少しまぶしい、時刻は朝の八時頃。昨日の夜に読みながら寝落ちしたであろう小説が枕元でテントになっている。 若干詰まった鼻をすすり大きな欠伸をすると布団から抜け出し洗面所へと向かう。1Kのアパートだけあって3点ユニット

    • 初夏の桃香

       俺は幼いころからたまに精霊とか妖精みたいなものと出会うことがあった。自分にだけ見えていて他の人には見えていない。そのせいで同年代の子供や大人たちから不思議な子として扱われていたのを覚えている。  なぜ自分にだけ見えたり話せたりするのかが分からなかったが、今となってはなんとなくわかる。たぶん人間にも周波数みたいなものがあって、それが俺の場合一般的な人間より少しずれているのだろう。  最初は見えるだけだったが今となっては声が聞こえるしこっちの言葉も相手に伝わるようになった。半面

      • 自堕落大学生

        「はぁ、だるいな」  昼休み、重いため息をついた男が一人、誰もいないサークルの部屋の椅子に腰かけ猫背の状態でスマホを見ている。  一年生の秋学期も中盤もうじき12月に入ろうという時期に男はスマホの時間割アプリを起動し予定を見る。 「あと何回休めたっけ、一、二回くらいか」  その日に入っている授業は三時間目で終わり、つまり次の授業にさえ出れば帰宅だったが、その男はもうすでに授業をさぼり帰ることを考えていた。  教授が厳しいわけでも授業についていけないわけでもない。ただ何となく気

        • IRIAMライバー紹介②雪間草 らく

          ライバー基本情報 (IRIAMプロフィールより) uN.事務所所属 雪間草らく(ゆきまぐさ らく) 種族不明のケモノライバー 初配信日は9月25日 〈好きなもの〉男の娘、ケモノ、百合,BL 〈配信内容〉雑談メイン 〈挨拶〉入室時 こんらく     退室時 おつらく ※イラストはお借りしたものになりますので、IRIAMでの立ち絵は異なる点があります。 IRIAMのプロフィールはこちらから↓ https://web.iriam.app/s/user/Z7lgAFSRQm?u

        女神転生二次創作(シルキーと青年)

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          【ゆっくり紹介】vtuber日向多ひなの紹介動画

          【ゆっくり紹介】vtuber日向多ひなの紹介動画

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          IRIAMライバー紹介①小鳥遊 狐憂

          ・ライバー基本情報 (IRIAMプロフィールより) 個人勢セルフ受肉 小鳥遊 狐憂(たかなし きう) 狐耳のメイドさん 初配信日は9月17日 〈好きなもの〉アニメ、声優、お絵かき 〈配信内容〉雑談、セリフ、お絵かきなど 〈挨拶〉入室時 こんきう     退室時 おつきう IRIAMのプロフィールはこちらから↓ https://web.iriam.app/s/user/9SvT0QZ9fw?uuid=1b0692c2 配信枠の印象や雰囲気 狐憂さんの枠は事務所所属ライバー

          IRIAMライバー紹介①小鳥遊 狐憂

          【小説】メロン味の縁

          メロン味の縁                    日隈傘 6限の授業の終わりを告げるチャイムが鳴り生徒たち各々が部活動やアルバイトへと向かっていく、そんな中で俺はただ一人教室に残り本を読んでいた。 「センパーイ、今日も一緒にかえりませんか?」  そう言って二年生の教室に顔を出してきたのは俺の知る女子の後輩であった。  彼女は夏服セーラーに身を包む黒髪ロングでやや童顔の元気な娘だ。明らかに陽気な雰囲気を持つ彼女だが俺はなぜか俺は彼女になつかれている。陰キャな俺と何か接点があっ

          【小説】メロン味の縁

          【小説】乙女は今日もドジを演じる

          ※ある企画にて画像の設定から書いた小説です 陽の光が空を照らし始めるころ、私の一日は始まる。 兄妹でここに住み込みで働くことになってから割り当てられた部屋でベッドから体を起こすと寝具を整え、制服に着替える。 まだ眠たい目をこすりながら洗面所へと向かい顔を洗う。すっかり目の覚めた私は兄さまと同じアイスブルーの瞳で鏡に映った私を用心深く観察する。寝癖が付いていないか、クマができていないか。大切なご主人様に愛想をつかされてしまわないように。 食堂へ向かう途中で兄さまとすれ違った。

          【小説】乙女は今日もドジを演じる