未練の道【歌詞】

時おり紡いだ細糸の
なした模様は阿鼻地獄
身体燃やせば幼稚な指で
盗んだものが悪かった

龍が夜空を焼き焦がす
紅蓮の道が渦を巻く
生まれ汚れて怨まれ死んで
涙を流す人もなく


師走の白息手で包み
貧乏ゆすりで暖をとる
そんなあんたに重ねた影に
愛想尽かせばゆかりなく

優雅 焔に身を閉じる
未練の道が天駆ける
愛を求めて合間に詰んで
花束添える人もなく


肉を焼かれた骨は灰(すみ)
美醜も銭も露知らず
憎み残せばあわれ漂う
行けば悲惨な未練の道 


惨禍、この身に実を結ぶ
悲しい道しか知らぬ身に
抱いて抱かれて気付けば出来て
母の愛など受け取らず


龍が夜空を焼き焦がす
紅蓮の道が渦を巻く
生まれ汚れて怨まれ死んで
涙を流す人もなく
花を手向ける人もなく

作詞 安駄鐘彦

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