「韓国版肉じゃが」の真実
韓国版肉じゃがとして紹介されることもあるタットリタン。
じゃがいもとニンジンと肉を入れて煮付ける調理法は肉じゃがと似てるのかもしれない。
でも絶対味似てないと思う。食べたことないけど。
食べたことないのに肉じゃがではないだろという根拠の無い自信は、韓国版◯◯(和食名)は大抵大ウソであるという経験則から来ている。
だからある日お店を探していて「タットリタン 」の単語を見つけたとき、本当に韓国版肉じゃがなのか見極めてやろうと思った。
行ったのはここ、홍미집(ホンミチプ)
店内の照明がシャンデリアになっていて、ミスマッチなんだけど謎にイケてるインテリアだった。
店内の写真これしかなかった笑
シャンデリアのおかげでハリーポッター本が映える映える。
ちなみにこのハリポタ本は映画の小道具のデザイン製作を手掛けた人が作ったものなので、ギミックが映画に出てくる小道具みたいでワクワクする。
仕掛けが全部素敵でページをめくってはため息をついていた。
タットリタンに話を戻すのだけど、このお店の特色はカニビビンバとカニケランチムぽい。
ケランチムとは荒々しい茶碗蒸しといった感じの見た目をしている卵料理。
作り方も茶碗蒸しと同じような感じだと思うのだけど、味はなんか白だしみたいな、日本人が好きそうな味がする(説明が下手だね)
普通は卵にネギだけがのっているけど、この写真みたくチーズとカニが盛られているのは始めてみた。
で、カニビビンバとケランチムがめちゃめちゃおいしかった!
カニカマだと思ったから、カニの味がちゃんとして感動した。
タットリタンの見た目はこんな感じ。
じゃがいもと餅が煮えたら食べていいよ~と言われたのだけど、お腹すきすぎて煮えた後写真も撮らずに即食べてしまった。
辛ラーメンくらいの辛さだったので、辛さに弱い私はカニビビンバと交互に食べることで辛さをやり過ごす。
辛いけど甘味もあり、鍋版のチーズダッカルビみたいだなと感じた。チーズ入ってないけど。
そして案の定というか、まあ肉じゃがではない。
肉じゃがだと思って食べるととても違和感があるので、タットリタンという料理だと思って食べるべきだと思います。そしたらすごく美味しい。
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