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これって私、性的マイノリティ?

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代表の橋本なずなです。

最近、 ビッチだった頃と現在を綴ったもの 色欲について書いたもの
女性の性への 社会的抑圧 無意識的バイアス など “性” をテーマに書くことが多いです。
それは以前より一層、今の私が “性” について深く向き合っているから。

性を真摯に取り扱う女性たちとの出会いや、普段男性に言われる言葉など、良くも悪くも性について考えさせられる機会が多いのです。

過去四作は少々理論的に書いていることもあって、堅苦しさや読みづらさがあるかもしれません。

だから(というワケではないけど)今日は、感情的な側面を書いてみます。

私は 性的マイノリティなのか? と思うことが度々あります。
セクシャルを指す性的、少数派を指すマイノリティ、
一般的に云われる「性的マイノリティ」はLGBTQ+の方々を表した言葉ですが、私が自分に対して思う性的マイノリティとは文字の通り、性的 “な価値観に対する” マイノリティ。

なぜ一般的な性的マイノリティと、私の言う性的マイノリティを分けて説明しているのかというと、
前者は性自認的な意味で理解されていることが多く、自身の在り方について問うたものだと思います。
そして後者は一価値観という意味で、自身の考え方について問うています。

これを一緒にしても良いものか、各方面の方々に対して失礼に当たらないかなどと考えた結果、分けて説明することにいたしました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、私が感じる性的マイノリティについて綴っていこうと思います。

私は 付き合う前の身体の関係 に肯定派です。
正確には 付き合うという視点で見られる男性とのみ、付き合う前には身体の関係を持ってみたい 派です。

身体的コミュニケーションの相性は、その関係を生かすも殺すもすると思うからです。
私が過去にお付き合いをした男性の中には、相性が悪くて別れを決めた相手も、逆に相性の良さで進んだ関係もあります。

何より私はパートナーシップにおいて、身体的コミュニケーションに大きくウェイトを置いています。
パートナーに求めるモノが外見一択いう人もいれば、経済面である人、はたまた居心地の良さや価値観を重視する人。
多種多様ですが、外見、経済面、居心地や価値観など、それらはパートナー以外でも満たすことのできるモノだと思っているのが私です。
何故ならこの国では一般的には一夫一妻を基準とし、複数の関係を持つことは良しとされません。
(ちなみに私も、パートナーの了承のない他の交際(浮気)は否定派です)

そうなると、外見は推し活や街行く美男美女で、経済面は自身で、居心地や価値観は友人とでも満たすことができるが、身体的コミュニケーションのみ代替えが利かないことに気が付くのです。
友人とセックスをすれば立派な浮気になるだろうし、風俗店の利用も良しとしない人が多いでしょう。

そう、つまり、身体的コミュニケーションだけは殆どの場合がパートナーにしか満たしてもらえないのです。

そのパートナーと相性が合わないとなると、はっきり言って地獄かな。
ちなみに言うまでもないですが、相性とは “大きさ” だの “長さ” だの、身体的特徴の話をしているのではありませんよ。

だから私は付き合う前に一度、してみたいなと思うのです。

だけどこれ、男性は 手に入った と思うらしいですね。
男友達と話していて 身体を重ねる=手に入った って思うなんて言うから、なんて安直な考えなんだってツッコんでしまいました。
私にとって手に入るとは、その人の抱えてきたものを一緒に分かち合うことだと思います。楽しいことも、悲しいことも苦しいことも。

そう、それってとっても難しいんですよ。たった一度寝たくらいで、手に入るものではありません。
家族でも友達でも、長く連れ添ったパートナーでも難しいことだから、
私はまだ、誰も手に入れたことがないと言っても過言ではないかもしれませんね。

と、まぁざっくり言うと、私の性に関する価値観はこのような感じ。
最近は アセクシャル や デミセクシャル 、 ポリアモリー など、様々な性的マイノリティへの理解が広まっています。

私の、この価値観も、どうか分かってもらえないでしょうか。

正直、今すごく苦しい。
この価値観は軽率だとか尻軽だとか言われるけど、
当然ながら身体を重ねる数よりも断る相手の数の方がちゃんと多くて、誰とでもしているわけではありません。
もっと言えば、性に目覚めざるを得なかった幼少期の性的虐待や、セクハラ被害。
その他にも抱えている事が多過ぎて、早くその荷物を誰かに一緒に背負って欲しくてスピードを上げていることとか。
私にはどうしようもない外的要因が故だったりするのに、その背景を見ようともせず非難ばかりするのは、どうしてですか。

否定的な意見を言う人をどうこうしたいんじゃない、ただ肯定してくれる人が欲しい。
可笑しくないよ、間違ってないよ、と言って欲しい。

これって私、性的マイノリティ?

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