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ドラマ「#となりのチカラ」衣装研究ー松本潤さん&小澤征悦さん&清水尋也さん

研究対象ドラマ
2022年1月期
テレビ朝日系 木曜ドラマ「となりのチカラ」

松本潤さん
小澤征悦さん
清水尋也さん

「newRパーソナル分析」では人の顔立ちを、
(1)フォーマル許容度(フォーマルが似合うか、リラックスが似合うか)
(2)パーツの大小(大きいか、標準か)
(3)パーツの形状(直線か、曲線か、ミックスか)
の三要素で捉え、13グループに分類しています。

マトリックス上で、役者さんの顔立ち、衣装、役柄の座標が近い組み合わせは、役者さんの個性を活かし役柄が際立つことでドラマの完成度が高くなる傾向があります。
一方、役者さんの顔立ち、衣装、役柄が座標上で離れていると、見ている側が「おや?いつもと違うな?」と違和感を抱く反面、役者さんの新境地開拓になることも🙂

松本潤さんの衣装研究

松本潤さんの顔立ち分析

松本潤さんの顔立ちは03_FBM_濃赤
フォーマル×パーツ大きい×パーツ形状直線曲線ミックスで、強さと気品を兼ね備えた印象。

2005年10月期ドラマから始まった「花より男子」シリーズではピュアでワガママな財閥の跡取り息子、道明寺司を演じた。松本潤さんが演じる道明寺司は「実写化少女漫画"一番のイケメンといえば!?"ランキング」で堂々一位になるなど20年近く経った今でも色褪せない。当時20代前半だった松本潤さんが纏うラグジュアリーな衣装の数々、ものすっごい大ぶりなファー、紫色のストール、真っ赤な革ジャン、めっちゃくちゃ素敵だったことを今でも鮮明に覚えている🎩20年も前の衣装が未だに印象に残っているのは、松本潤さんの顔立ちから受ける印象「強さと気品」が道明寺司の衣装、役柄と重なる部分が大きいからだろう。
他にも2016年4月期ドラマから始まった「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズの弁護士など、過去ドラマではハイスペックな役柄が多く、これはマトリックス↔️横軸↔️フォーマルの特徴でもある。
また、アイドルグループ嵐のメンバー内では、マトリックス↔️横軸↔️フォーマルに突出しているため、グループ衣装を他のメンバーに合わせると松本潤さんの気品を活かしきれず物足りなく感じることが多く、逆に衣装を松本潤さんに合わせると他のメンバーの爽やかさが活かしきれず無理しているように見えることがあると推測される🤔
来年2023年の大河ドラマ「どうする家康」での徳川家康役も楽しみである。

松本潤さんの顔立ちに対して、「となりのチカラ」の衣装、役柄の座標は↔️横軸↔️リラックス、かつ、↕️縦軸↕️ソフトに振れている。
そのため、髪型はシルエットを大きく、額を隠し、質感をドライに、衣装も同様にシルエットを大きく、色を薄くすることで、いつもニコニコしていて中途半端な点を多く持つ自称小説家の役柄に近づけている。
髪型によってマトリックス↔️横軸↔️リラックスに寄せて役柄に近づける調整方法はドラマ衣装ウォッチャーnote「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」の杉野遥亮さんドラマ衣装ウォッチャーnote「ファイトソング」の間宮祥太朗さんの役作りにも使用されている。

松本潤さんのナイス衣装

ドラマのキービジュアル🔑目に鮮やかなロイヤルブルーに負けない強さと気品の持ち主、松本潤さん🎩

松本潤さんのお見事衣装

穏やか色の面積が大きすぎると、松本潤さんの顔立ちから受ける印象である「強さ」から離れてマトリックス↕️縦軸↕️ソフトに寄ってしまう。
小さい面積ながらも暗い色や鮮やかな色を合わせることで、マトリックス↕️縦軸↕️ソフトに寄り過ぎないようバランスがとられている👏

ベージュは色自体が穏やかで、色の印象的にもマトリックス↔️横軸↔️リラックスに寄りがち。しかし!マトリックス↔️横軸↔️フォーマルが得意なジャケットであることがアドバンテージとなった上に、ボタンの色がバラバラだったり、端が切りっぱなしだったり、少し艶を感じる生地が織りなす個性あるデザインにすることでマトリックス↔️横軸↔️リラックスに寄り過ぎないようキッチリ調整されている🎩

小澤征悦さんの衣装研究

小澤征悦さんの顔立ち分析

小澤征悦さん顔立ちは04_FNL_青
フォーマル×パーツ大きさ標準×パーツ形状直線で、落ち着いた印象。

小澤征悦さんの衣装を思い出すとビシっと決まったスーツ姿であり、役柄はエリート会社員、医師、弁護士、官僚あたりではないだろうか?ハイスペックな役柄が多いのは、マトリックス↔️横軸↔️フォーマルの特徴でもある。
2020年2月期ドラマ「パパがも一度恋をした」では珍しくラブコメディの主役を演じ、新しい一面を披露した。

小澤征悦さんの顔立ちと、「となりのチカラ」の衣装、役柄の座標は近い。

小澤征悦さんのナイス衣装

どれをとっても既視感しかない、小澤征悦さんの衣装。
衣装を分解すると、マトリックス↔️横軸↔️フォーマル寄りの小澤征悦さん
の落ち着きのある印象に調和する。
・形:シルエットはタイト
・色:寒色青系統の色相
・生地:硬めで張りがある、艶あり

清水尋也さんの衣装研究

清水尋也さんの顔立ち分析

清水尋也さんの顔立ちは10_RNL_グレー
リラックス×パーツ大きさ標準×パーツ形状直線で、ミステリアスな印象。きめが細かく比較的明るめの肌は、ジェンダーレスな装いも違和感がない。
顔立ちには「角度の下がった優しい目元であれば、同じく曲線の主張しすぎない鼻」「きめが細かく明るい肌であれば、曲線を感じる顔立ち」などいくつものセオリーがあり、それぞれのセオリーによって似合う範囲が異なる。
清水尋也さんの顔立ちは、角度の下がった優しい目元から連想される「曲線の主張しすぎない鼻」に対して、縦幅、横幅ともに大きく、主張している鼻筋からなる「直線から作られる強さ」で構成されている。また、きめが細かく明るめの肌から連想される「柔らかく曲線を感じる顔立ち」に対して、細くスッキリした顔の形、頬、鼻筋からなる「直線から作られる強さ」で構成されている。
顔立ちの中に「優しさ」と「強さ」というギャップが二重に存在するため、数あるセオリーに収まらず、似合う範囲が広いのが特徵。ヘアメイクを含めファッション全般において、独創的なデザインや、コントラストが強い色の組み合わせも違和感なく、清水尋也さんを引き立ててくれる。
演じる役柄も実に幅広い。

2021年NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でのマモちゃん役の振り幅は記憶に新しいのではないだろうか。マッシュルームカットに丸眼鏡でチェックシャツを着る陰キャ感漂うマモちゃん🍄からの!前髪を上げスーツを着て気象キャスターとしてカメラの前に立つ爽やかなマモちゃん👔一つの作品の中で?!何このギャップ!!!!
それだけじゃない、清水尋也さんのギャップ耐性は他の役柄でも遺憾なく発揮されている✨
2014年公開の映画「渇き。」ではいじめの対象となる高校生を演じ、2021年映画「東京リベンジャーズ」ではキャラクターの中でも屈指の残忍さを持つハンマを演じた。何このギャップ(2度目😱)!!!!

清水尋也さんの顔立ちと、「となりのチカラ」の衣装、役柄の座標は近い。

清水尋也さんのナイス衣装

出ました🎊清水尋也さんの振り幅大きい衣装!!役柄のミステリアス度も高し!

役柄参照元

このnoteで伝えたいこと

ドラマはスタイリストさんやヘアメイクさんなど、プロの手によって外観が作られるため、役者さんによって衣装が違うのは当然であり、違うからこそ一人ひとりの個性が最大限活かされています。
自分と顔立ちが似ていると思う役者さんや、あなたが好きな役者さんの衣装をチェックすることで、あなたらしいファッションのヒントになったり、ファッションの幅が広がるかもしれません。
あなたのファッションは流行や慣習じゃなくていい。あなた自身を主語にしていい。
この#ドラマ衣装ウォッチャーを通して、あなたの「好き」が見つかることを願っています🙏

あなたはどのグループ?

あなたの顔立ちはマトリックスのどのあたり?
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