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『ルパン三世 THE FIRST』現代風でインスタ映えを意識している峰不二子はかわいい

今や日本のVFXビジュアルクリエイターとしての第一人者、山崎貴が監督の『ルパン三世』が、原作者、故モンキー・パンチ氏も渇望していたというフル3DCG作品としてスクリーンに登場だ。

漫画、TVアニメ、映画、ゲームetc. 様々に提供されてきた『ルパン三世』だが、僕らが『ルパン三世』の世界観として認識しているのは漫画&TVアニメPART1 or TVアニメPART2&『カリオストロの城』だろう。
音楽はもちろん大野雄二だ。

まあ、僕の世代はド真ん中ということなんだ。
大人向けとヤングピーポーOKを絶妙な具合で行き来していたんだな感があるのだが、今回作のアレンジは全く見事なものだ。

お宝と考古学、史実と冒険譚を盛り込んで全部入り。
何も恐れず、気楽に観るが良い。
細部に制作側のこだわりや仕掛けが垣間見え、ちょくちょく驚かせてくれるので、退屈することもほぼない。
説明的な台詞回しは、いつものことで仕方ないとして許そうではないか。
これもルパン三世ワールドの一部なのだから。と思っておこうか。

監督らしく、エピローグにはこだわりが強い。
そこもグッと来る人には「ヨッシャー!」「グッジョブ!」と必ずサムアップできるさ。

個人的には、またあの大好きな「リターナー」を観たくなってきたなあ。
バスに学習塾の広告で鈴木杏を見るたびに思い出す、あの熱き情熱ほとばしる映画を。

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